特許
J-GLOBAL ID:201703020322484398

無線通信システム、無線通信方法および集中制御局

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 古谷 史旺 ,  大橋 剛之 ,  河田 良夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-080532
公開番号(公開出願番号):特開2017-192033
出願日: 2016年04月13日
公開日(公表日): 2017年10月19日
要約:
【課題】BSS稠密環境において同時送信を促進してスループットを改善するために、無線基地局のRSSIに基づく位置関係に応じて各無線基地局へのBSS識別子の割り当てを最適化する。【解決手段】所定のチャネルを使用して無線フレームを送受信する複数の無線局により構成されるBSSが隣接して複数存在し、各BSSの無線局がCSMA/CAによるアクセス制御により無線通信を行う無線通信システムにおいて、複数の無線局に接続され、複数の無線局の相互のRSSIを含む無線環境情報を取得し、該RSSIに応じて各無線局がそれぞれ所属するBSSの識別に用いるBSS識別子を各無線局に割り当てる際に、閾値1>RSSI≧閾値2の関係にあり互いに異なるBSSに所属する2つの無線局に対して、互いに異なるBSS識別子を優先して割り当てる集中制御局を備える。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
所定のチャネルを使用して無線フレームを送受信する複数の無線局により構成されるBSS(Basic Service Set )が隣接して複数存在し、各BSSの無線局がCSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)によるアクセス制御により無線通信を行う無線通信システムにおいて、 前記複数の無線局に接続され、前記複数の無線局の相互の受信信号強度(RSSI)を含む無線環境情報を取得し、該RSSIに応じて各無線局がそれぞれ所属するBSSの識別に用いるBSS識別子を各無線局に割り当てる際に、閾値1>RSSI≧閾値2の関係にあり互いに異なるBSSに所属する2つの無線局に対して、互いに異なるBSS識別子を優先して割り当てる集中制御局を備え、 前記無線局は、 前記集中制御局から割り当てられた前記BSS識別子を前記無線フレームのプリアンブルに格納して送信する手段と、 前記CSMA/CAのキャリアセンスによる受信信号から前記プリアンブルを検出できたときに、該受信信号の受信信号強度(RSSI)と前記閾値1および前記閾値2との大小関係を判定し、閾値1>RSSI≧閾値2である場合に、前記プリアンブルのBSS識別子が自BSSに割り当てられたBSS識別子と一致するか否かを判定し、一致すれば受信を継続してチャネルビジーとし、一致しなければ受信を中止してチャネルアイドルとする手段と を備えたことを特徴とする無線通信システム。
IPC (3件):
H04W 24/02 ,  H04W 84/12 ,  H04W 88/18
FI (3件):
H04W24/02 ,  H04W84/12 ,  H04W88/18
Fターム (3件):
5K067AA11 ,  5K067DD19 ,  5K067EE02

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