特許
J-GLOBAL ID:201703020400096375
水系顔料分散体
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
大谷 保
, 片岡 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-243658
公開番号(公開出願番号):特開2017-119845
出願日: 2016年12月15日
公開日(公表日): 2017年07月06日
要約:
【課題】顔料を用いる利点である耐水性を維持しつつ、インク吐出ノズルでの顔料等の固化を抑制できる優れた保存安定性、吐出性、定着性を有する水系顔料分散体、及び水系インクの製造方法を提供する。【解決手段】顔料をポリマー分散剤で水系媒体に分散させた水系分散体であって、該ポリマー分散剤がカルボキシ基を有する水不溶性ポリマーであり、該カルボキシ基のうち少なくとも一部がアルカリ金属水酸化物で中和されており、かつ該カルボキシ基の一部が水不溶性多官能エポキシ化合物と反応させて得られる架橋構造を有し、下記条件1及び2を満たす水系顔料分散体である。 条件1:〔(100-中和度-架橋度)/100〕×(カルボキシ基を有する水不溶性ポリマーの酸価)が32〜130mgKOH/gである。 条件2:〔(中和度)/100〕×(カルボキシ基を有する水不溶性ポリマーの酸価)が50〜144mgKOH/gである。【選択図】なし
請求項(抜粋):
顔料をポリマー分散剤で水系媒体に分散させた水系顔料分散体であって、該ポリマー分散剤がカルボキシ基を有する水不溶性ポリマーであり、該カルボキシ基のうち少なくとも一部がアルカリ金属水酸化物で中和されており、かつ該カルボキシ基の一部が水不溶性多官能エポキシ化合物と反応させて得られる架橋構造を有し、下記条件1及び2を満たす水系顔料分散体。
条件1:〔(100-中和度-架橋度)/100〕×(カルボキシ基を有する水不溶性ポリマーの酸価)の値が32mgKOH/g以上130mgKOH/g以下である。
条件2:〔(中和度)/100〕×(カルボキシ基を有する水不溶性ポリマーの酸価)の値が48mgKOH/g以上144mgKOH/g以下である。
ここで、中和度は「アルカリ金属水酸化物のモル当量数/水不溶性ポリマーのカルボキシ基のモル当量数」、架橋度は「水不溶性多官能エポキシ化合物のエポキシ基のモル当量数/水不溶性ポリマーのカルボキシ基のモル当量数」である。
IPC (6件):
C09D 11/326
, C09D 17/00
, C09B 67/20
, C09B 67/46
, B41J 2/01
, B41M 5/00
FI (6件):
C09D11/326
, C09D17/00
, C09B67/20 L
, C09B67/46 B
, B41J2/01 501
, B41M5/00 120
Fターム (25件):
2C056EA13
, 2C056EA14
, 2C056FA04
, 2C056FC02
, 2H186BA10
, 2H186DA14
, 2H186FB15
, 2H186FB16
, 2H186FB17
, 2H186FB25
, 2H186FB29
, 2H186FB48
, 2H186FB54
, 4J037CC16
, 4J037EE28
, 4J037FF23
, 4J037FF30
, 4J039AD09
, 4J039BE01
, 4J039BE22
, 4J039CA03
, 4J039EA38
, 4J039EA41
, 4J039EA46
, 4J039GA24
引用特許:
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