特許
J-GLOBAL ID:201703020449747142

プロテクタ、ワイヤハーネスおよび車体フロアにおけるワイヤハーネスの保護構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 有我 軍一郎 ,  有我 栄一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-060120
公開番号(公開出願番号):特開2017-175799
出願日: 2016年03月24日
公開日(公表日): 2017年09月28日
要約:
【課題】低コストで成形できて踏まれても破損しない強靭性を有する、車体フロアを横切る電線群を保護するプロテクタを提供する。【解決手段】床パネル材30に、断面U形の凹条部31が形成され、凹条部31に挿通するように収容される電線群Wを保持し、かつ、凹条部31を閉塞するプロテクタであって、不織布により成形されており、平板部21と、平板部21の下面より設けられた一対の腕部23と、複数の貫通孔32に対してそれぞれ強制嵌合される複数の係止凸部22と、を備え、一対の腕部23は、下半部23cが電線群Wの下面側の周面に密着して電線群Wを抱持するように曲成され、下端面部23d同士の間のギャップが拡開力を加えられたときに電線群Wを通せる大きさに広がるように設定され、上半部23aおよび下半部23cの外面部23eが、凹条部31の壁面部31aに密着するように形成されている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
車体フロアの中の通路面部を構成する床パネル材に、前記通路面部を横切るよう断面U形の凹条部が形成され、前記凹条部に挿通するように収容される電線群を保持し、かつ、前記凹条部を閉塞するプロテクタであって、 不織布により成形されており、 前記床パネル材の前記凹条部を挟む両側部分に密着される平板部と、 前記平板部の下面より前記凹条部の幅方向の両側に垂下するように設けられた一対の腕部と、 前記平板部の前記凹条部を挟む両側部分の下面より突出して設けられ、前記床パネル材の前記凹条部を挟む両側部分に設けられた複数の貫通孔に対してそれぞれ強制嵌合される複数の係止凸部と、を備え、 前記一対の腕部は、上半部における内面部同士の間のギャップが前記電線群の直径に対応する大きさであり、下半部が前記電線群の下面側の周面に密着して前記電線群を抱持するように曲成され、下端面部同士の間のギャップが拡開力を加えられたときに前記電線群を通せる大きさに広がるように設定され、前記上半部および前記下半部の外面が、前記凹条部の壁面部に密着するように形成されている、ことを特徴とするプロテクタ。
IPC (3件):
H02G 3/04 ,  B60R 16/02 ,  H01B 7/00
FI (3件):
H02G3/04 037 ,  B60R16/02 620A ,  H01B7/00 301
Fターム (5件):
5G309AA09 ,  5G357DB03 ,  5G357DC12 ,  5G357DD04 ,  5G357DD12

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