特許
J-GLOBAL ID:201703020479265924

排気センサの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 青木 篤 ,  鶴田 準一 ,  利根 勇基 ,  森本 有一 ,  三橋 真二 ,  伊藤 公一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-094016
公開番号(公開出願番号):特開2017-203644
出願日: 2016年05月09日
公開日(公表日): 2017年11月16日
要約:
【課題】ヒータの消費電力の増加を抑制しつつ、被水による排気センサの素子割れを防止することができる排気センサの制御装置を提供する。【解決手段】排気センサの制御装置は、バッテリ0の電圧を検出するバッテリ電圧検出部と、電気化学セルの目標温度を設定すると共に電気化学セルの温度が目標温度になるようにバッテリからヒータに供給される電力を制御するヒータ制御部とを備える。ヒータ制御部は、内燃機関の始動後、バッテリ電圧検出部によって検出されたバッテリの電圧が所定電圧に回復するまで目標温度を第一温度に設定し、バッテリ電圧検出部によって検出されたバッテリの電圧が上記所定電圧に回復したときに目標温度を第一温度から第二温度に切り替える。第一温度は電気化学セルの作動温度よりも低く且つ保護層の外面においてライデンフロスト現象が発生する最低温度以上の温度であり、第二温度は作動温度以上の温度である。【選択図】図6
請求項(抜粋):
内燃機関の排気通路に配置されると共に排気ガス中の特定の成分を検出する排気センサを制御する、排気センサの制御装置であって、 前記排気センサは、電気化学セルが設けられた素子本体と、該素子本体の外面上に形成されると共に多孔質セラミックから構成された保護層と、バッテリから電力が供給されることによって前記素子本体及び前記保護層を加熱するヒータとを備え、 当該制御装置は、前記バッテリの電圧を検出するバッテリ電圧検出部と、前記電気化学セルの目標温度を設定すると共に前記電気化学セルの温度が前記目標温度になるように前記バッテリから前記ヒータに供給される電力を制御するヒータ制御部とを備え、 前記ヒータ制御部は、前記内燃機関の始動後、前記バッテリ電圧検出部によって検出された前記バッテリの電圧が所定電圧に回復するまで前記目標温度を第一温度に設定し、前記バッテリ電圧検出部によって検出された前記バッテリの電圧が前記所定電圧に回復したときに前記目標温度を前記第一温度から第二温度に切り替え、前記第一温度は前記電気化学セルの作動温度よりも低く且つ前記保護層の外面においてライデンフロスト現象が発生する最低温度以上の温度であり、前記第二温度は前記作動温度以上の温度である、排気センサの制御装置。
IPC (1件):
G01N 27/41
FI (1件):
G01N27/41 325Q

前のページに戻る