特許
J-GLOBAL ID:201703020585360049

漂流通知装置付き中層浮魚礁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 重雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-179205
公開番号(公開出願番号):特開2017-163965
出願日: 2016年09月14日
公開日(公表日): 2017年09月21日
要約:
【課題】魚礁本体に取り付ける漂流通知装置が常時海中に没した状態であっても海水が浸入せず、故障が発生し難い漂流通知装置付き中層浮魚礁を提供する。【解決手段】漂流通知装置5は、樹脂製フロート51の内部に通信処理部52と電源部53とを備え、樹脂製フロート51は、下側略半球状部材51aおよび上側略半球状部材51bの小口面51a1,51b1同士が熱溶着によって一体化されて完全に閉塞されると共に、魚礁本体4が浮遊する水深位置における水圧に耐え得る高耐圧樹脂からなり、通信処理部52は樹脂製フロート51の内径よりも小さい平板状の取付板54を介して電源部53の上部に接続され、電源部53はその重心が回転軸51c1上に位置する状態で下側略半球状部材51aの内周面51a3に固定されている。【選択図】図5
請求項(抜粋):
海底に沈設されたアンカー体に係留索を介し係留され、海中の中層領域に浮遊する魚礁本体に漂流通知装置が取り付けられた漂流通知装置付き中層浮魚礁であって、 前記漂流通知装置は、 樹脂製フロートの内部に、前記魚礁本体の漂流を通知するための通信処理部と、その通信処理部に対し電源電流を供給する電源部とを備え、 前記樹脂製フロートは、 一対の略半球状部材の小口面同士が当該一対の略半球状部材の各頂点を通る回転軸を中心とした回転時の摩擦熱による熱溶着によって一体化されて完全に閉塞されると共に、魚礁本体が浮遊する水深位置における水圧に耐え得る高耐圧樹脂からなり、 前記通信処理部は、前記樹脂製フロートの内径よりも小さい平板状の取付板を介して前記電源部の上部に接続され、 前記電源部は、その重心が前記回転軸上に位置する状態で前記一方の略半球状部材の内周面に固定されていることを特徴とする漂流通知装置付き中層浮魚礁。
IPC (2件):
A01K 61/75 ,  G01S 19/34
FI (2件):
A01K61/00 317 ,  G01S19/34
Fターム (6件):
2B003AA02 ,  2B003BB05 ,  2B003CC00 ,  2B003DD03 ,  5J062BB09 ,  5J062CC07
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 漂流検知可能な中層浮魚礁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-135327   出願人:旭化成株式会社, 東京製綱繊維ロープ株式会社, サカイオーベックス株式会社, 泰東製綱株式会社
  • データ伝送ブイ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-270520   出願人:古野電気株式会社, 海洋科学技術センター
  • 省電力装置を備えた漂流ブイおよび潮流観測システム。
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-016198   出願人:独立行政法人国立高等専門学校機構
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