汚染土壌の除染装置及び除染方法

発明者： , , , , , , ,
出願人/特許権者： ,
代理人 (1件)：大塚忠
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2016-016900
公開番号（公開出願番号）：特開2017-136515
出願日： 2016年02月01日
公開日（公表日）： 2017年08月10日
要約：

【課題】簡易な構成で容易に設置・撤去でき、除染作業を無人化し、さらに汚染土壌の除染対象範囲を土壌深層部に拡大する。【解決手段】除染装置1は、土壌表面に敷設する電極シート2と、電極シート2を貫通して除染対象領域の土壌に差し込む複数の電極杭3と、汚染土壌D中に浸透する浸透液と、汚染土壌D中の浸透液の拡散を止める止水剤とを具備する。電極シート2には、導電材及び汚染物質吸着剤又は汚染物質分解剤を含む。電極杭3は、注入口12cと吐出口10aが連通し、先端の電極部11に上端のボルト端子12bが電気的に導通し、先端部を除く側面に絶縁被覆部13を備える。絶縁被覆部13の上端部にゴムブッシュ13bを介して電極シート2を押え込む押え片12aが突出させ、ボルト端子12dを設ける。電極シート2と電極杭3の間に直流電圧を印加し、浸透液が拡散した汚染土壌D中の汚染物質を動電現象により電極シート2に誘引する。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

汚染土壌中の汚染物質を回収し又は分解する汚染土壌の除染装置において、汚染物質吸着剤又は汚染物質分解剤を含み、除染対象領域の土壌表面に敷設される導電性の電極シートと、この電極シートを絶縁しつつ貫通して除染対象領域の土壌に互いに間隔を置いて複数差し込まれ、下端部に前記電極シートとの間に直流電圧が印加される電極部を備えた電極杭と、土壌中に浸透して動電現象を促進する浸透液と、前記電極杭の電極部付近の土壌中に浸透して、前記浸透液の下方への拡散を止める止水剤とを具備し、前記電極シートと電極杭との間に直流電圧が印加されて、土壌中に生じる動電現象の電気浸透流により汚染物質を電極シートに吸着して回収し又は電極シートで分解することを特徴とする汚染土壌の除染装置。

IPC (9件)：

B09C 1/00 , G21F 9/28 , G21F 9/12 , G21F 9/30 , B01J 20/18 , B01J 20/12 , B01J 20/02 , B01D 57/02 , B01J 20/20

FI (19件)：

B09B5/00 S , G21F9/28 Z , G21F9/28 571E , G21F9/12 501F , G21F9/12 501G , G21F9/12 501C , G21F9/12 501B , G21F9/12 512A , G21F9/12 501K , G21F9/12 501J , G21F9/30 561Z , B01J20/18 B , B01J20/18 E , B01J20/12 C , B01J20/02 A , B01D57/02 , B01J20/12 A , B01J20/20 B , B01J20/20 D

Fターム (20件)：

4D004AA41 , 4D004AB02 , 4D004AB03 , 4D004AB09 , 4D004AB10 , 4D004CA44 , 4D004CA47 , 4D004CC06 , 4D004CC11 , 4D004CC12 , 4G066AA04B , 4G066AA05B , 4G066AA41B , 4G066AA51B , 4G066AA61B , 4G066AA63B , 4G066AB30B , 4G066BA09 , 4G066CA12 , 4G066DA20

引用特許：

審査官引用 (6件)

放射性汚染土壌の除染装置及び除染方法
公報種別：公開公報出願番号：特願2013-107440 出願人：国立大学法人秋田大学, 三和テッキ株式会社
土壌浄化方法
公報種別：公開公報出願番号：特願2007-288207 出願人：株式会社NIPPOコーポレーション, 新日本石油株式会社, ライオン株式会社
汚染土壌中の重金属類を不溶化する方法とその装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平4-269513 出願人：山嵜照彦

全件表示

前のページに戻る