特許
J-GLOBAL ID：201703020655493378
軽量サンドイッチパネルの連続製造方法及びその方法で製造された軽量サンドイッチパネル
発明者：
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出願人/特許権者：
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代理人 (1件)：
大川 宏
公報種別：特許公報
出願番号（国際出願番号）：特願2015-537142
特許番号：特許第6113851号
出願日： 2013年10月14日
請求項（抜粋）：
【請求項1】 下カバー層(1)と、
上カバー層(2)と、
前記下カバー層及び前記上カバー層は両方とも、高密度に詰められ固く接着された木材チップからなり、それぞれ滑らかな外部表面(1a、2a)と、粗く、蒸気透過性の内部表面(1b、2b)とをもち、
前記下カバー層(1)及び前記上カバー層(2)との間に配置されそれらに接合された合成樹脂発泡体を有する中間層(3)と、
を有する軽量サンドイッチパネルの連続製造方法であって、
少なくとも以下の工程、
1) 散在した接着剤がつけられた木材チップからなる下カバープライ(11)と、前記下カバープライ(11)の上で散在した接着剤がつけられた木材チップからなる上カバープライ(22)とのうち少なくとも一つを備える層状のプライを用意する工程と、
2) チップボードパネルを形成するために、加熱された加圧面の間で、30バール以下の圧力で、前記加圧面の温度が130°Cから250°Cの範囲で、前記プライを圧縮する工程と、
3) 前記チップボードパネルの内部で増強された蒸気圧力によって前記チップボードパネルを中央で分割させ、それぞれが滑らかな外部表面及び粗い内部表面をもつ2つの等しい幅の層に分離させるように、前記加圧面を前記加圧面が離れるように動かして、前記チップボードパネルの圧力を取り除く工程と、
4) 前記中間層が前記下カバー層及び前記上カバー層の間に導入されるように、前記下カバー層及び前記上カバー層が離れるように導く工程と、
5) 前記下カバー層の前記内部表面上に或いは前記下カバー層及び前記上カバー層の両方の前記内部表面上に、少なくとも次の成分を含む発泡性の硬化可能な硬質ポリウレタン系材料を吹きかける工程と、
・イソシアネート及び/又はポリイソシアネート、
・少なくとも一つのポリオール及び、
・1以上の揮発性発泡剤、
6) ポリウレタンフォーム層が圧縮可能で可塑的に変形可能な粘性を有するまで前記ポリウレタン系材料を発泡させ縮合させる工程と、
7) それぞれの前記外部表面が艶のある前記下カバー層及び前記上カバー層を有する軽量サンドイッチパネルが作られる場合は、前記下カバー層及び前記上カバー層の距離が軽量サンドイッチパネルの基準厚さと等しくなるように前記下カバー層及び/又は前記上カバー層を次の工程に導く工程、または、微細な研磨によって、一つの或いは両方の前記外部表面が艶消しされた前記下カバー層及び前記上カバー層を有する軽量サンドイッチパネルが作られる場合は、前記下カバー層及び前記上カバー層の距離が軽量サンドイッチパネルの基準厚さより0.1mm〜0.3mm大きくなるように前記下カバー層及び/又は前記上カバー層を次の工程に導く工程と、
8) 硬質ポリウレタンフォームを生じさせるために前記中間層が完全に反応するまで、前記工程7)で規定された距離でお互いに平行に稼働する加圧面の間に前記軽量サンドイッチパネルを通すことによって、前記工程7)によって調整された前記軽量サンドイッチパネルを安定化させる工程と、
9) 標準的な商業寸法のパネルを獲得するために、連続的な帯状の形になるように前記軽量サンドイッチパネルの端をその長さで切断し、前記軽量サンドイッチパネルの端をきれいに整える工程と、及び
10) 前記軽量サンドイッチパネルの基準厚さまで微細に研磨することによって、前記下カバー層及び前記上カバー層の一つの或いは両方の前記外部表面を艶消し加工する任意な工程、
を有し、
a) 前記工程1)において前記中間層は前記下カバープライ(11)及び前記上カバープライ(22)の間で散在しておらず、
b)前記下カバー層(1)及び前記上カバー層(2)の前記内部表面(1b)、(2b)の領域内で高蒸気圧力が増加し、前記工程3)における加圧面の分岐動作によって引き起こされる圧力の解放を通じて、その圧力によって前記工程2)で製造された前記木材チップパネルが中央で引き裂かれて開き、滑らかな外部表面(1a、2a)と粗い内部表面(1b、2b)とをもつ高密度に詰められ固く接着された木材チップの二つの等しい幅の前記下カバー層(1)及び前記上カバー層(2)に前記チップボードパネルを分離するように、前記加圧面の温度及び加圧プロセスの持続時間は選択され、
c)前記内部表面(1b)、(2b)の間の距離が、前記工程5)において前記下カバー層(1)及び前記上カバー層(2)の間に前記ポリウレタン系材料をスプレーするのに充分に大きくなるように、または前記ポリウレタン系材料のスプレー用の挿入装置或いは他の挿入方法用の挿入装置に対して充分なほど大きくなるように、ローラー及び/又はベルトコンベアを使って、前記下カバー層(1)及び前記上カバー層(2)がプレス機から離れてそれぞれ別々に案内され、
d)前記圧縮する工程において、前記下カバー層及び前記上カバー層に導入された熱が、前記ポリウレタン系材料の反応工程を加速するために使われる、
特徴を有する軽量サンドイッチパネルの連続製造方法。
IPC (2件)：
B32B 21/08 ( 200 6.01)
, B32B 5/18 ( 200 6.01)
