特許
J-GLOBAL ID:201703020693101963

駆動力断続装置及び差動制限装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 平田 忠雄 ,  野見山 孝 ,  伊藤 浩行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-111139
公開番号(公開出願番号):特開2017-161064
出願日: 2016年06月02日
公開日(公表日): 2017年09月14日
要約:
【課題】通電により磁束を発生させる磁束発生部を保持すると共に回り止めする保持部を簡素に構成することができ、製造コストを抑制することが可能な駆動力断続装置及び差動制限装置を提供する。【解決手段】デフケース2と第1サイドギヤ31との間の駆動力伝達を断続する駆動力断続装置11は、第1サイドギヤ31に噛み合う連結位置と非連結位置との間を移動可能な断続部材5と、断続部材5を移動させる移動機構10とを備える。移動機構10は、磁束発生部60を保持する保持部6と、プランジャ7とを有する。プランジャ7の側板部72には第2貫通孔722が形成され、保持部6は、ヨーク61と回り止め部材62とを有する。回り止め部材62は、ヨーク61への固定部621と、第2貫通孔722に挿通されて係止部103に係止される延在部622と、爪部623とを有し、プランジャ7は、爪部623に当接することでヨーク61からの離脱が抑止される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ケース部材に収容され、共通の回転軸線を中心として相対回転可能に配置された第1回転部材と第2回転部材との間の駆動力伝達を断続する駆動力断続装置であって、 前記第1回転部材との相対回転が規制されると共に、前記第2回転部材に噛み合う噛み合い歯を有し、前記噛み合い歯が前記第2回転部材に噛み合う連結位置と前記噛み合い歯が前記第2回転部材に噛み合わない非連結位置との間を軸方向に移動可能な断続部材と、 前記断続部材を軸方向に移動させる移動機構とを備え、 前記移動機構は、通電により磁束を発生させるコイルを有する環状の磁束発生部と、前記磁束発生部を保持する保持部と、前記断続部材と共に軸方向に移動する移動部材とを有し、 前記移動部材は、前記磁束の磁路を構成して前記磁束発生部と軸方向に対向する側板部を有し、前記側板部に軸方向の貫通孔が形成され、 前記保持部は、前記移動部材と共に前記磁束発生部の磁束の磁路を構成する軟磁性材料からなるヨークと、前記ヨークを前記ケース部材に対して回り止めする回り止め部材とを有し、 前記回り止め部材は、前記ヨークに固定された固定部と、前記固定部から軸方向に延在して前記移動部材の前記貫通孔に挿通され、前記ケース部材に設けられた係止部に係止されて前記ヨークの前記ケース部材に対する回転を規制する延在部と、前記移動部材の前記側板部よりも前記延在部の先端側に設けられた爪部とを有し、 前記移動部材が前記延在部の前記先端側に移動したとき、前記側板部が前記爪部に当接することで、前記移動部材の前記ヨークからの離脱が抑止される、 駆動力断続装置。
IPC (3件):
F16D 27/10 ,  F16D 27/118 ,  F16H 48/24
FI (3件):
F16D27/10 F ,  F16D27/118 ,  F16H48/24
Fターム (10件):
3J027FA34 ,  3J027HB01 ,  3J027HC02 ,  3J027HC21 ,  3J027HC26 ,  3J027HC27 ,  3J027HD01 ,  3J027HF02 ,  3J027HG07 ,  3J027HH20

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