特許
J-GLOBAL ID:201703020720022388

無段変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 有
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-029040
公開番号(公開出願番号):特開2017-145912
出願日: 2016年02月18日
公開日(公表日): 2017年08月24日
要約:
【課題】プーリのシーブ面の溝とチェーンのリンクピンのインナーピンとの噛合によるせん断力を利用して動力伝達できるようにし、これに伴うインナーピンとシーブ面との必要推力の増大を抑制する。【解決手段】一対のプーリと、これらのプーリに巻き掛けられたチェーンとを有し、チェーンは、複数のリンク板12と、各シーブ面20と接触する複数のリンクピン14を有し、プーリのシーブ面20は放射状の溝22a,22bを有し、複数のリンクピン14は、収容空間14cと、溝と噛合可能な凸部を有しリンクピン14の先端面から出没可能に収容空間14c内に収容されたインナーピン16と、インナーピン16をシーブ面20に向けて付勢する付勢手段18とを有し、付勢手段18はインナーピン16の没入時には突出時よりもインナーピン16の没入ストロークに対する付勢力の増加率が減少する非線形特性を有する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
一対のプーリと、 複数のリンク板と該リンク板同士を連結すると共に前記一対のプーリの各シーブ面と接触する先端面を有する複数のリンクピンとから成り、前記一対のプーリに巻き掛けられたチェーンと、を有し、 前記一対のプーリの少なくとも一方のプーリの前記シーブ面には放射状の溝が形成され、 前記複数のリンクピンのうちの少なくとも一部のリンクピンは、ピン軸方向に形成された収容空間と、先端部に前記溝と噛合可能な凸部が形成され、前記凸部が前記リンクピンの前記先端面から出没可能に前記収容空間内に収容されたインナーピンと、前記インナーピンを前記シーブ面に向けて付勢する付勢手段と、を有し、 前記付勢手段は、前記インナーピンの前記凸部が前記収容空間内に没入した状態では、前記凸部が前記収容空間から突出した状態よりも前記インナーピンの没入ストロークに対する付勢力の増加率が減少する非線形特性を有する ことを特徴とする無段変速機。
IPC (2件):
F16H 9/24 ,  F16G 13/06
FI (2件):
F16H9/24 ,  F16G13/06 E
Fターム (5件):
3J050AA08 ,  3J050BA02 ,  3J050CD08 ,  3J050CE01 ,  3J050DA01

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