特許
J-GLOBAL ID:201703020815222627

クロマトグラフ質量分析データ処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人京都国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-048084
公開番号(公開出願番号):特開2017-161442
出願日: 2016年03月11日
公開日(公表日): 2017年09月14日
要約:
【課題】試料に含まれる夾雑物が多い場合でも、SIM測定、MRM測定で得られたデータに基づいて定量する化合物の定性確認を精度よく行う。【解決手段】試料に対しGC-MS測定系1によりSIM測定を実行するとともに、同試料に対しGCxGC-MS測定系2でスキャン測定を行う。マスクロマトグラム作成部35はSIM測定で得られたデータに基づき、目的化合物に対応するm/zにおけるマスクロマトグラムを作成し、2次元クロマトグラム作成部37はスキャン測定で得られたデータに基づきTICによる2次元クロマトグラムを作成する。クロマトグラム時間軸調整部40は、n-アルカンの保持指標を利用して、マスクロマトグラムの時間軸と2次元クロマトグラムの1次カラムの保持時間軸(横軸)とを合わせるように時間軸を調整し、クロマトグラム表示処理部41は同じ時間軸に沿って両クロマトグラムを縦に並べて表示する。これにより、定量に用いたマスクロマトグラム上のピークが単一化合物由来か否か確認することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
a)目的試料に対しクロマトグラフ質量分析装置で選択イオンモニタリング(SIM)測定又は多重反応モニタリング(MRM)測定を行うことにより得られたデータに基づいて、特定の化合物に対応する質量電荷比におけるマスクロマトグラムを作成するマスクロマトグラム作成部と、 b)目的試料に対し包括的2次元クロマトグラフ質量分析装置でスキャン測定を行うことにより得られたデータに基づいて、1次元目のカラムにおける保持時間と2次元目のカラムにおける保持時間とを直交する二軸とした2次元クロマトグラムを作成する2次元クロマトグラム作成部と、 c)前記マスクロマトグラムの時間軸上と前記2次元クロマトグラムの1次元目のカラムの保持時間軸上とで同一化合物の出現時間が一致するように、その一方又は両方の時間軸を調整する時間軸調整部と、 d)前記時間軸調整部により時間軸が調整されたマスクロマトグラムと2次元クロマトグラムとを、表示部の画面上に時間軸を合わせて並べて表示するクロマトグラム表示処理部と、 を備えることを特徴とするクロマトグラフ質量分析データ処理装置。
IPC (5件):
G01N 27/62 ,  G01N 30/02 ,  G01N 30/46 ,  G01N 30/72 ,  G01N 30/86
FI (7件):
G01N27/62 D ,  G01N30/02 Z ,  G01N30/46 A ,  G01N30/72 A ,  G01N30/86 F ,  G01N30/86 G ,  G01N27/62 C
Fターム (7件):
2G041CA01 ,  2G041GA09 ,  2G041HA01 ,  2G041KA01 ,  2G041LA07 ,  2G041MA03 ,  2G041MA05

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