特許
J-GLOBAL ID:201703020864865576

底部出湯ノズル、底部出湯ノズル型溶解炉

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐野 禎哉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-085079
公開番号(公開出願番号):特開2017-194234
出願日: 2016年04月21日
公開日(公表日): 2017年10月26日
要約:
【課題】出湯ノズルのうち開口径を大きく設定せざるを得ない出湯流路の上流端近傍付近に存在するスカルを通る磁束密度が、出湯流路の下流端近傍に存在するスカルを通る磁束密度よりも小さくなる構成を回避して、所期の出湯処理を適切に行うことが可能な出湯ノズルを提供する。【解決手段】ルツボ2の底部に形成された開口部22Aに取り付けられる出湯ノズル部4は、互いに電気的に絶縁された複数のセグメント6を円周方向に並べた状態で配置した集合体であって且つ内部に被溶解金属Wの出湯流路41を有するものであり、各セグメント6の内周面を、テーパ面6aと、テーパ面6aの下端から鉛直方向に延伸するストレート面6bとによって形成し、各セグメント6のうち出湯ノズル部4の上端部を形成する部分の外周端6eに、セグメント開口部6Aを形成した底部出湯ノズル1にした。【選択図】図2
請求項(抜粋):
有底筒状のルツボのうち底部に形成された開口部に取り付けられる出湯ノズル部と、前記出湯ノズル部の外周に配置された誘導加熱コイルとを備えた底部出湯ノズルであり、 前記出湯ノズル部は、互いに電気的に絶縁された複数のセグメントを円周方向に並べた状態で配置した集合体であって且つ内部に被溶解金属の出湯流路を有するものであり、 前記各セグメントの内周面は、当該セグメントの上端から下方に向かって前記出湯ノズル部の軸芯に漸次近寄る方向に傾斜させたテーパ面と、前記テーパ面の下端から当該セグメントの下端に亘って鉛直方向に延伸するストレート面とによって形成され、 前記各セグメントのうち、前記出湯ノズル部の上端部を形成する部分の外周端部に、少なくとも円周方向に隣り合う他の前記セグメントに向かって開放されたセグメント開口部を形成していることを特徴とする底部出湯ノズル。
IPC (2件):
F27B 14/18 ,  F27D 11/06
FI (2件):
F27B14/18 ,  F27D11/06 A
Fターム (12件):
4K046AA01 ,  4K046BA03 ,  4K046CA03 ,  4K046CB15 ,  4K046CD02 ,  4K046CD12 ,  4K046CE08 ,  4K063AA04 ,  4K063AA12 ,  4K063BA03 ,  4K063CA06 ,  4K063FA34
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 誘導加熱溶解炉
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-070471   出願人:シンフォニアテクノロジー株式会社

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