特許
J-GLOBAL ID:201703020914699842
生地の縫製方法及び二重環縫いミシン
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-075454
公開番号(公開出願番号):特開2017-164443
出願日: 2016年03月16日
公開日(公表日): 2017年09月21日
要約:
【課題】縫い終わり時にルーパ糸切断端部分を手鋏み等で切断するという縫製作業効率の低下、生地の操作性悪化、生地の傷付け等を招く面倒な作業を行わずとも、次の生地の縫い始め部分の縫目中に確実に縫込むことができるようにする。【解決手段】縫製終了後、糸切り装置により切断されるルーパ糸切断端部分TL2を自由状態とする第1ステップと、その部分をルーパ3の縫製進行方向の下手側に向け縫製進行方向に沿う姿勢で移行させる第2ステップと、ルーパ糸切断端部分の先端部付近を挟み保持する第3ステップと、次の生地に縫目を形成するためのミシンの半回転動作後に、ルーパ糸の中途部分TL2aを左右の針間に誘導しその位置で縫製進行方向を除いた方向への移動を阻止し状態に保持させる第4ステップと、ミシンの回転動作後に、ルーパ切断端部分の先端部付近の挟み保持を解除する第5ステップとを有し、ルーパ糸切断端部分を次の生地の縫目中に縫い込む。【選択図】図17
請求項(抜粋):
生地を、針板の上面に沿って所定の縫製進行方向に送りながら、縫製進行方向に略直交する方向に並列配置された複数本の針の上下動により前記針板下に複数の針糸ループを形成すると共に、前記複数本の針の並列方向の一側部と他側部との間に亘って前記縫製進行方向に直交する方向に進退動作可能なルーパの進出により前記複数の針糸ループを捉え、その捉えた複数の針糸ループを前記ルーパが保持するルーパ糸によりルーピングすることにより、前記生地に複数針の二重環縫いの縫目を形成する生地の縫製方法であって、
縫製終了後で前記ルーパが略進出端に位置している時、前記針の並列方向の他側部に配置された糸切り装置により切断されて前記ルーパ先端部の糸孔に繋がるルーパ糸の切断端部分を自由状態とする第1ステップと、
前記自由状態にルーパ糸の切断端部分を、前記ルーパの縫製進行方向の下手側に向け略縫製進行方向に沿う姿勢となるように移行させる第2ステップと、
前記縫製進行方向の下手側に移行された前記ルーパ糸の切断端部分の先端部付近を保持する第3ステップと、
空環を形成する又は次の生地に縫目を形成するために前記針及びルーパを少なくとも半回転動作させた後に、前記先端部付近が保持されているルーパ糸の中途部分を前記複数本の針のうち、並列方向の両端針間の位置に誘導すると共に、その誘導された位置から前記ルーパ糸の中途部分の移動が縫製進行方向を除き阻止された状態に保持させる第4ステップと、
前記第4ステップに続いて、前記針及びルーパを回転動作させた後、前記ルーパの切断端部分の先端部付近に対する保持を解除して次の生地に二重環縫いの縫目を形成する第5ステップと、
を有し、
前記第5ステップに伴い、前記ルーパ糸の切断端部分を、二重環縫い縫目中に縫い込み処理する
ことを特徴とする生地の縫製方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (6件):
3B150AA05
, 3B150CE23
, 3B150CE25
, 3B150CE29
, 3B150FH03
, 3B150FH06
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