特許
J-GLOBAL ID:201703021040848563

樹脂粒子の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山口 芳広 ,  渡辺 敬介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-059651
公開番号(公開出願番号):特開2017-171786
出願日: 2016年03月24日
公開日(公表日): 2017年09月28日
要約:
【課題】有機揮発物質の削減効率が高く、装置への付着が少ない有機揮発物質除去装置を用いた樹脂粒子の製造方法を提供することである。【解決手段】重合性単量体組成物の粒子に含まれる重合性単量体を重合させる重合工程を有する樹脂粒子の製造方法であって、重合工程は、第一重合開始剤を用いて重合を行う第一重合工程と、第二重合開始剤を用いて重合を行う第二重合工程とを有し、第一、第二重合開始剤の10時間半減期温度をそれぞれT1(°C)、T2(°C)とし、第一、第二重合工程の重合温度をそれぞれt1(°C)、t2(°C)としたとき、以下の関係を満たし、 T1+5≦t1≦T1+20 T2-60≦t1≦T2 T2-30≦t2≦T2+80 T1<T2 t1<t2 第二重合工程は、重合容器2に連結した外部循環経路3の内部で重合させる工程であることを特徴とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
重合性単量体を含有する重合性単量体組成物の粒子を水系媒体中で形成する造粒工程と、該重合性単量体組成物の該粒子に含まれる該重合性単量体を重合させる重合工程とを有する樹脂粒子の製造方法であって、 該重合工程は、第一重合開始剤を用いて重合を行う第一重合工程と、該第一重合工程の後に行われ、第二重合開始剤を用いて重合を行う第二重合工程とを有し、 該第一重合工程は、第一重合開始剤の10時間半減期温度をT1(°C)とし、第二重合開始剤の10時間半減期温度をT2(°C)としたとき、以下の関係を満たす温度t1(°C)で重合が行われる工程であり、 T1+5≦t1≦T1+20 T2-60≦t1≦T2 該第二重合工程は、以下の関係を満たす温度t2(°C)で重合が行われる工程であり、 T2-30≦t2≦T2+80 T1、T2、t1およびt2は以下の関係を満たし、 T1<T2 t1<t2 該第二重合工程は、重合容器に連結した外部循環経路の内部で重合させる工程であり、 該外部循環経路にはエジェクターが設けられており、該エジェクターは、 (i)ケーシングと、 (ii)該ケーシングの内部に気体を吹き込む、吹き込みノズルと、 (iii)該ケーシングの内部に吹き込まれた該気体の作用によって、該ケーシング内部に該重合容器から排出された液体を吸入する吸入口と、 (iv)該液体及び該気体をケーシングから該外部循環経路に排出する排出ノズルと、 を有することを特徴とする樹脂粒子の製造方法。
IPC (2件):
C08F 2/44 ,  C08F 10/00
FI (2件):
C08F2/44 A ,  C08F10/00 510
Fターム (19件):
4J011AA01 ,  4J011AB02 ,  4J011AC03 ,  4J011BB05 ,  4J011DA03 ,  4J011DB05 ,  4J011DB19 ,  4J011DB26 ,  4J011JA04 ,  4J011JB02 ,  4J011JB13 ,  4J011NC07 ,  4J011PA03 ,  4J011PA10 ,  4J011PA88 ,  4J011PB25 ,  4J011PB40 ,  4J011PC02 ,  4J011PC07

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