特許
J-GLOBAL ID:201703021071201975
内燃機関用動弁装置におけるカム位相可変機構
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人落合特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-036195
公開番号(公開出願番号):特開2017-150453
出願日: 2016年02月26日
公開日(公表日): 2017年08月31日
要約:
【課題】遠心ウェイトの遠心力を利用して動弁カムの位相を機関回転数の変化に応じて変化させる動弁装置のカム位相可変機構において、遠心機構の軽量小型化を図る。【解決手段】第2カム20c付きの第2カム軸20が第1カム10c付きの第1カム軸10に相対回動可能に支持され、カム駆動輪30に、遠心ウェイト50が縮径位置と拡径位置との間で揺動し得るようピボットピン32を介して支持されると共に、遠心ウェイト50に、これを縮径位置に付勢する戻しばね51が接続され、カム駆動輪30に連結した従動フランジ21と、遠心ウェイト50とが、カム駆動輪30の貫通孔31を貫通する駆動ピン22を介して連結され、駆動ピン22により、遠心ウェイト50の揺動に連動して両カム軸が相対回動するよう遠心ウェイト50から従動フランジ21へ駆動力を伝達可能であり、駆動ピン22は、ピボットピン32よりも、カム駆動輪30の径方向で外方に配置される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
第1カム(10c)を一体に有する第1カム軸(10)が、内燃機関のクランク軸に連動回転するカム駆動輪(30)に一体的に連結され、
第2カム(20c)を一体に有する第2カム軸(20)が前記第1カム軸(10)に相対回動可能に支持されると共に、その第2カム軸(20)に、前記カム駆動輪(30)に隣接する従動フランジ(21)が一体的に連結され、
前記カム駆動輪(30)には、そのカム駆動輪(30)を挟んで前記従動フランジ(21)とは反対側に配置した遠心ウェイト(50)が、所定の縮径位置と拡径位置との間で揺動し得るようにピボットピン(32)を介して支持されると共に、その遠心ウェイト(50)に、これを前記縮径位置に付勢する戻しばね(51,60)が接続され、
前記従動フランジ(21)と前記遠心ウェイト(50)とが、前記カム駆動輪(30)に設けた貫通孔(31)を貫通する駆動ピン(22)を介して相互に連結されていて、その駆動ピン(22)により、遠心ウェイト(50)の前記揺動に連動して前記従動フランジ(21)が前記第1カム軸(10)に対し相対回動するよう遠心ウェイト(50)から従動フランジ(21)へ駆動力を伝達可能であり、
前記貫通孔(31)は、遠心ウェイト(50)の前記揺動に伴う前記駆動ピン(22)の前記ピボットピン(32)回りの回動を許容する孔形状を有しており、
前記駆動ピン(22)は、前記ピボットピン(32)よりも、前記カム駆動輪(30)の径方向で外方に配置されることを特徴とする、内燃機関用動弁装置におけるカム位相可変機構。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (16件):
3G016AA07
, 3G016AA19
, 3G016BA23
, 3G016DA07
, 3G016GA01
, 3G018AA15
, 3G018AB02
, 3G018AB18
, 3G018BA15
, 3G018BA17
, 3G018BA32
, 3G018CA08
, 3G018EA02
, 3G018FA03
, 3G018FA07
, 3G018GA14
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