特許
J-GLOBAL ID:201703021084283687

車両用動力伝達装置の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 池田 治幸 ,  池田 光治郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-032516
公開番号(公開出願番号):特開2017-149231
出願日: 2016年02月23日
公開日(公表日): 2017年08月31日
要約:
【課題】内燃機関の吸気経路に窒素富化装置を備えた車両用動力伝達装置において、エンジン走行と電動機走行とを適切に切り換えることにより、車両全体の効率を高める。【解決手段】電子制御装置によれば、窒素富化モジュールにより高められた吸気の窒素濃度が所定値を超えるか否かを判断する吸気中窒素濃度判断部と、電動機走行又はエンジン走行の何れに車両の走行状態を切り換えるかを決定するための走行状態切換線の車速閾値およびトルク閾値を設定する走行状態切換条件設定部と、を有し、走行状態切換条件設定部は、エンジンの吸気の窒素濃度が所定値を超えると判断された吸気が窒素富化状態の場合にS32、走行状態切換線の車速閾値Vrおよびトルク閾値Trを吸気が非富化状態の場合よりも低い値に変更してS4、エンジン動作域を低出力側に拡大する。【選択図】図15
請求項(抜粋):
内燃機関の吸気経路に設けられた窒素富化装置を備えるとともに、駆動輪への動力伝達経路に連結もしくは連結可能とされた走行用電動機を1つ以上備えた車両における、前記内燃機関が停止した状態で前記走行用電動機のみを駆動力源として車両走行を行う電動機走行と、前記内燃機関が運転された状態で車両走行を行うエンジン走行とに車両の走行状態を選択的に切換可能であり、車速閾値よりも低車速側では前記電動機走行を、前記車速閾値よりも高車速側では前記エンジン走行を行う、もしくは、トルク閾値よりも低トルク側では前記電動機走行を、前記トルク閾値よりも高トルク側では前記エンジン走行を行う走行切換部、を備える車両用動力伝達装置の制御装置であって、 前記窒素富化装置により前記内燃機関の吸気中の窒素濃度が所定値を超えるか否かを判断する吸気中窒素濃度判断部と、 前記電動機走行又は前記エンジン走行の何れに車両の走行状態を切り換えるかを決定するための前記車速閾値および前記トルク閾値の少なくとも一方を設定する走行状態切換条件設定部と、を有し、 前記走行状態切換条件設定部は、前記吸気中窒素濃度判断部により前記内燃機関の吸気中の窒素濃度が所定値を超えると判断された場合に、前記車速閾値および前記トルク閾値の少なくとも一方を、変更前よりも低い値に変更することを特徴とする車両用動力伝達装置の制御装置。
IPC (7件):
B60W 10/06 ,  B60W 20/00 ,  B60K 6/445 ,  B60K 6/24 ,  B60W 10/08 ,  F02D 21/06 ,  B60L 11/14
FI (6件):
B60K6/20 310 ,  B60K6/445 ,  B60K6/24 ,  B60K6/20 320 ,  F02D21/06 ,  B60L11/14
Fターム (29件):
3D202AA05 ,  3D202BB00 ,  3D202BB01 ,  3D202BB11 ,  3D202CC41 ,  3D202DD01 ,  3D202DD16 ,  3D202DD20 ,  3D202DD22 ,  3D202EE01 ,  3G092AA01 ,  3G092AA02 ,  3G092AA18 ,  3G092AB20 ,  3G092AC02 ,  3G092FA24 ,  3G092HA04Z ,  3G092HD02Z ,  3G092HE01Z ,  3G092HE08Z ,  3G092HF08Z ,  3G092HF21Z ,  5H125AA01 ,  5H125AC08 ,  5H125AC11 ,  5H125CA09 ,  5H125EE09 ,  5H125EE52 ,  5H125EE70

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