特許
J-GLOBAL ID:201703021186641090
無線通信システム
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
特許業務法人信友国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-085266
公開番号(公開出願番号):特開2017-200180
出願日: 2017年04月24日
公開日(公表日): 2017年11月02日
要約:
【課題】低価格な無線端末を多数用いて、多元接続による混信を除去して無線通信を可能とする、無線通信システムを提供する。【解決手段】干渉成分を作成するために、有限長データ列から目的の副搬送波成分を抽出したサブキャリアデータ列に、ヒルベルト変換処理部によるヒルベルト変換を施して解析データ列を生成する一方、搬送波位相推定部による回帰分析を用いてキャリア位相差Ψを推定する。解析データ列をキャリア位相差Ψだけ戻す回転演算を行った後、角度に変換して、所望の奇数逓倍にて逓倍した後、逆ヒルベルト変換を施す。【選択図】図6
請求項(抜粋):
無変調の搬送波を発する搬送波源と、
前記搬送波に端末ごとに予め周波数が定められた副搬送波を重畳し、前記副搬送波を信号源が生成する信号で所定の変調方式にて変調し、バックスキャッターを送信する複数の受動型端末と、
前記複数の受動型端末から送信される複数のバックスキャッターを受信し、干渉成分を逐次的に除去して各々の受動型端末における前記信号源の信号を復調する受信機と
よりなる無線通信システムであって、
前記受信機は、
受信した電波に周波数変換および直交変換を施して、I成分とQ成分を有する有限長データ列を生成するIQ変換部と、
前記有限長データ列から直流成分を除去するハイパスフィルタと、
前記ハイパスフィルタ通過後の有限長データ列に含まれる前記副搬送波の周波数を選択的に通過させて第一のサブキャリアデータ列を形成する第一のバンドパスフィルタと、
前記第一のバンドパスフィルタとは異なる前記副搬送波の周波数を選択的に通過させて第二のサブキャリアデータ列を形成する第二のバンドパスフィルタと、
前記サブキャリアデータ列にヒルベルト変換を施して解析データ列を生成するヒルベルト変換処理部と、
前記サブキャリアデータ列に含まれる前記搬送波の位相遅れを推定してキャリア位相差を得る搬送波位相推定部と、
前記解析データ列と前記キャリア位相差から角度データ列を生成するPLL処理部と、
前記角度データ列を所望の奇数逓倍数にて逓倍して逓倍角度データ列を得る角度乗算処理部と、
前記逓倍角度データ列と前記キャリア位相差と前記解析データ列から取り出した振幅の調整値とを用いた射影変換を行い、奇数逓倍高調波データ列を得る逆ヒルベルト変換処理部と、
前記第二のサブキャリアデータ列から前記奇数逓倍高調波データ列を減算する干渉除去処理部と
を具備する、無線通信システム。
IPC (4件):
H04L 27/26
, H04J 1/06
, H04B 7/005
, G06K 7/10
FI (5件):
H04L27/26 113
, H04J1/06
, H04B7/005
, G06K7/10 124
, G06K7/10 144
Fターム (1件):
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