特許
J-GLOBAL ID:201703021280594798
Cas9 mRNAを哺乳動物の受精卵にエレクトロポレーションにより導入する方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (2件):
松谷 道子
, 櫻井 陽子
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2016054735
公開番号(公開出願番号):WO2016-133165
出願日: 2016年02月18日
公開日(公表日): 2016年08月25日
要約:
本発明は、哺乳動物の受精卵にCas9タンパク質をコードするmRNA(Cas9 mRNA)を導入する方法であって、(a)エレクトロポレーション用電極の間に、Cas9 mRNAを含む溶液および受精卵の混合物を置くこと、(b)Cas9 mRNA濃度c(ng/μl)から算出される最低mRNA導入効率(Rmin)以上のmRNA導入効率(R)を達成する電圧と通電時間で、電極間に電圧をかけること、の各段階を含む方法に関する。
請求項(抜粋):
哺乳動物の受精卵にCas9タンパク質をコードするmRNA(Cas9 mRNA)を導入する方法であって、
(a)エレクトロポレーション用電極の間に、Cas9 mRNAを含む溶液および受精卵の混合物を置くこと、
(b)下式(A)によりCas9 mRNA濃度c(ng/μl)から算出される最低mRNA導入効率(Rmin)以上のmRNA導入効率(R)を達成する電圧と通電時間で、電極間に電圧をかけること、
式(A) Rmin=882/c
ただし、mRNA導入効率(R)は、通電時間t(msec)から、
電圧が電極間距離1mm当たり約20Vないし約30Vのとき、式(I)R=0.0005×t3-0.0057×t2+0.2847×tにより、
電圧が電極間距離1mm当たり約30Vないし約40Vのとき、式(II)R=0.0015×t3-0.0191×t2+0.9489×tにより、
電圧が電極間距離1mm当たり約40Vないし約50Vのとき、式(III)R=0.0005×t3+0.0508×t2+0.9922×tにより、
電圧が電極間距離1mm当たり約50V以上のとき、式(IV)R=0.0078×t3-0.1414×t2+3.0103×tにより、算出される値である、
ただし、電圧は電極間距離1mm当たり約20Vないし約55Vであり、電圧と通電時間の積は、電極間距離1mm当たり約990Vmsec以下である、
の各段階を含む、方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (3件):
4B029AA24
, 4B029BB11
, 4B029CC01
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