特許
J-GLOBAL ID:201703021287341771

顕微鏡システム、画像生成方法及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-109379
公開番号(公開出願番号):特開2014-228755
特許番号:特許第6120675号
出願日: 2013年05月23日
公開日(公表日): 2014年12月08日
請求項(抜粋):
【請求項1】 染色された標本が固定されたスライドガラス標本と顕微鏡の対物レンズとを該対物レンズの光軸に対して直交する方向に相対的に移動させ、前記標本を部分的に撮像することにより複数の顕微鏡画像を取得し、該複数の顕微鏡画像を相互に繋ぎ合わせてなるバーチャルスライド画像を生成する顕微鏡システムにおいて、 前記標本に施された染色法に関する情報を取得する標本情報取得手段と、 前記染色法に関する情報に応じて、前記標本の画像を生成する際の画像生成条件を設定する画像生成条件設定手段と、 前記顕微鏡において前記標本を第1の倍率の対物レンズを用いて撮像した第1の顕微鏡画像を取得する第1の画像取得手段と、 前記標本上の注目領域を設定する注目領域設定手段と、 前記顕微鏡において前記注目領域内を前記第1の倍率よりも高い第2の倍率の対物レンズを用いて撮像した第2の顕微鏡画像を取得する第2の画像取得手段と、 前記スライドガラス標本に対して予め設定された標本サーチ範囲内の前記第1の顕微鏡画像に基づいて、前記スライドガラス標本上で前記標本が存在する領域である標本領域を抽出し、該標本領域内を前記第1の倍率よりも高く、且つ前記第2の倍率よりも低い第3の倍率の対物レンズで撮像した第3の顕微鏡画像を取得する第3の画像取得手段と、 を備え、 前記画像生成条件設定手段は、 前記標本に施された染色法が分子標的染色に分類され、且つ該染色法に対応する観察法が明視野観察である場合、前記第3の画像取得手段に前記第3の顕微鏡画像を取得させ、且つ、前記第3の顕微鏡画像を基に設定された前記注目領域に対し、前記第2の画像取得手段に前記第2の顕微鏡画像を取得させるように前記画像生成条件を設定し、 前記標本に施された染色法が分子標的染色に分類され、且つ該染色法に対応する観察法が蛍光観察である場合、前記第3の画像取得手段に前記第3の顕微鏡画像を取得させることなく、前記第1の顕微鏡画像を基に設定された前記注目領域に対し、前記第2の画像取得手段に前記第2の顕微鏡画像を取得させるように前記画像生成条件を設定し、 前記標本に施された染色法が形態観察染色又は特殊染色の場合、前記第3の画像取得手段に前記第3の顕微鏡画像を取得させ、前記第2の画像取得手段に前記第2の顕微鏡画像を取得させないように前記画像生成条件を設定する、 ことを特徴とする顕微鏡システム。
IPC (2件):
G02B 21/36 ( 200 6.01) ,  G01N 21/64 ( 200 6.01)
FI (2件):
G02B 21/36 ,  G01N 21/64 E
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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