特許
J-GLOBAL ID:201703021378263633

眼底撮影装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-134108
公開番号(公開出願番号):特開2017-012580
出願日: 2015年07月03日
公開日(公表日): 2017年01月19日
要約:
【課題】眼底の診断において有用な眼底画像を、簡単な構成で得ること。【解決手段】撮影装置1は、第1撮影光学系100bの眼底共役面において、第1方向(X方向)に関して互いに間隔を空けて設けられた複数の散乱光用アパーチャAsと、複数の散乱光用アパーチャAsの位置を一体的に制御する制御部800と、を備える。散乱光用アパーチャAsは、第1方向と直交する方向(Y方向)に関して互いに異なる位置に配置される2つのアパーチャを少なくとも含む。撮影装置1では、散乱光の光路上(K1+K2)に配置するアパーチャが、上記2つのアパーチャの間で切換えられ、更に、散乱光の光路上におけるそれら2つのアパーチャの配置が、第1方向に関して異なる2つの位置にそれぞれ切換えることで、受光素子56へ導かれる散乱光の向きが、互いに異なる4方向に切り替えられる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
レーザ光を眼底の観察面に集光させるための光学部材,及び,前記眼底に対してレーザ光を2次元的に走査する走査手段,を有する照射光学系と、前記眼底にて反射した前記レーザ光の反射光を受光素子で受光することにより撮影画像を得る撮影光学系と、 前記撮影光学系の眼底共役面において、前記撮影光軸と直交する第1方向に関して互いに間隔を空けて設けられた複数のアパーチャと、 前記複数のアパーチャの位置を一体的に制御する制御手段と、を備え、 前記複数のアパーチャは、第1アパーチャと、前記第1方向と直交する方向に関して前記第1アパーチャとは異なる位置に配置される第2アパーチャとを少なくとも含み、 前記制御手段は、前記複数のアパーチャを前記第1方向に移動させて、前記観察面の集光点の前後にて散乱された散乱光の光路上に配置するアパーチャを前記第1アパーチャおよび前記第2アパーチャの間で切換え、更に、前記散乱光の光路上における前記第1アパーチャおよび前記第2アパーチャの配置を前記第1方向に関して異なる2つの位置にそれぞれ切換えることで、前記受光素子へ導かれる前記散乱光の向きを、互いに異なる4方向に切り替える眼底撮影装置。
IPC (1件):
A61B 3/10
FI (1件):
A61B3/10 R

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