特許
J-GLOBAL ID:201703021416531230
核酸配列増幅方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (9件):
高島 一
, 土井 京子
, 鎌田 光宜
, 田村 弥栄子
, 小池 順造
, 當麻 博文
, 赤井 厚子
, 戸崎 富哉
, 村岡 皓一朗
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2016055314
公開番号(公開出願番号):WO2016-136766
出願日: 2016年02月23日
公開日(公表日): 2016年09月01日
要約:
本発明は、RNAシークエンスに適した核酸集団を調製する方法であって、(a)任意の付加核酸配列X、ポリT配列、生物学的試料から単離したmRNA配列、ポリA配列および任意の付加核酸配列Yの順で構成される2重鎖DNAを鋳型として、5’末端にアミンを付加した任意の付加核酸配列X(およびポリT配列)からなる第1のプライマーと、任意の付加核酸配列Y(およびポリT配列)からなる第2のプライマーとを用いて、該およびポリT配列を増幅する工程、(b)前記工程(a)により得られた2重鎖DNAを断片化する工程、(c)前記工程(b)により得られた断片化2重鎖DNAの5’末端をリン酸化する工程、(d)前記工程(c)により得られた5’末端がリン酸化された2重鎖DNAを鋳型として、任意の付加核酸配列Zおよび前記付加核酸配列Y(およびポリT配列)からなる第3のプライマーを用いてcDNAを調製、その3’末端へアデニン(A)を付加する工程、(e)前記工程(d)により得られた2重鎖DNAへ、3’末端にチミン(T)をオーバーハングで有する任意の配列Vを含む2重鎖DNAを連結させる工程、および(f)前記工程(e)により得られた2重鎖DNAを鋳型として、前記配列Vを含む第4のプライマーと、前記付加核酸配列Z(および前記の付加核酸配列Y)を含む第5のプライマーとを用いて、該2重鎖DNAを増幅する工程を含む、方法を提供する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
生物学的試料における遺伝子発現量の相対的な関係を保持している増幅産物を含む核酸集団を調製する方法であって、
(a)任意の付加核酸配列X、ポリT配列、生物学的試料から単離したmRNA配列、ポリA配列および任意の付加核酸配列Yの順で構成される2重鎖DNAを鋳型として、5’末端にアミンを付加した任意の付加核酸配列Xを含み、任意でその下流にポリT配列をさらに含んでもよい第1のプライマーと、任意の付加核酸配列Yを含み、任意でその下流にポリT配列をさらに含んでもよい第2のプライマーとを用いて、該2重鎖DNAを増幅する工程、
(b)前記工程(a)により得られた2重鎖DNAを断片化する工程、
(c)前記工程(b)により得られた断片化2重鎖DNAの5’末端をリン酸化する工程、
(d)前記工程(c)により得られた5’末端がリン酸化された2重鎖DNAを鋳型として、任意の付加核酸配列Zおよび前記付加核酸配列Yをこの順序で含み、任意でその下流にポリT配列をさらに含んでもよい第3のプライマーを用いてcDNAを調製、該cDNAの3’末端へアデニン(A)を付加する工程、
(e)前記工程(d)により得られた2重鎖DNAへ、3’末端にチミン(T)をオーバーハングで有する任意の配列Vを含む2重鎖DNAを連結させる工程、および
(f)前記工程(e)により得られた2重鎖DNAを鋳型として、前記配列Vを含む第4のプライマーと、前記付加核酸配列Zを含み、任意でその下流に前記付加核酸配列Yをさらに含んでもよい第5のプライマーとを用いて、該2重鎖DNAを増幅する工程
を含む方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (10件):
4B063QA01
, 4B063QA18
, 4B063QQ53
, 4B063QR08
, 4B063QR14
, 4B063QR42
, 4B063QR62
, 4B063QS25
, 4B063QX01
, 4B063QX02
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