特許
J-GLOBAL ID:201703021442106652

対峙側電力伝達コイル検出装置及び非接触給電装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 和人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-030246
公開番号(公開出願番号):特開2017-147911
出願日: 2016年02月19日
公開日(公表日): 2017年08月24日
要約:
【課題】非接触給電装置及び非接触受電装置の互いの接近を、一方側のみにおいて検知可能な対峙側電力伝達コイル検出装置の提供。【解決手段】給電コイル3の共振・受電コイル31,30との対面側に配置され、給電コイル3と同軸に配設された検出コイル4と、給電コイル電圧V1Lと検出コイル電圧V3との加重差の異相成分電圧V31を出力する同相成分除去手段6と、異相成分電圧V31が所定の閾値を超えた場合に共振・受電コイルが給電可能範囲内に存在すると判定する存否検出手段7を備える。同相成分除去手段6では、共振・受電コイル31,30が存在しない場合に異相成分電圧V31がゼロとなるよう加重差の重みを調整し又は調整可能とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
交流電力が給電される給電コイルを具備する非接触給電装置と、前記非接触給電装置に対し着脱自在に装着され、前記給電コイルとの電磁結合により前記給電コイルからの電力供給を受ける共振・受電コイルを具備する非接触受電装置と、を備えた非接触給電システムの前記非接触給電装置又は前記非接触受電装置に於いて用いられる対峙側電力伝達コイル検出装置であって、 前記非接触給電装置にあっては前記給電コイルを自己側電力伝達コイル、前記非接触受電装置にあっては前記共振・受電コイルを自己側電力伝達コイルとし、当該自己側電力伝達コイルに対して電磁結合する相手側の前記給電コイル又は前記共振・受電コイルを対峙側電力伝達コイルとすると、 前記自己側電力伝達コイルの近傍に配置された検出コイルと、 前記自己側電力伝達コイルの電圧V1Lと前記検出コイルの電圧V3とが入力され、前記自己側電力伝達コイルの電圧V1Lと前記検出コイルの電圧V3との加重差電圧である異相成分電圧V31を出力する同相成分除去手段と、を備え、 前記同相成分除去手段は、前記自己側電力伝達コイルに前記対峙側電力伝達コイルが電磁結合していない場合に、前記異相成分電圧V31がゼロとなるように前記自己側電力伝達コイルの電圧V1Lと前記検出コイルの電圧V3との加重差の重みが調整され又は調整可能とされていることを特徴とする対峙側電力伝達コイル検出装置。
IPC (3件):
H02J 50/12 ,  H01F 38/14 ,  H02J 50/90
FI (3件):
H02J50/12 ,  H01F38/14 ,  H02J50/90

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