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J-GLOBAL ID：201802167861092192   整理番号：18A1418515

南西諸島の赤土砂流出に係る既往の知見と最近の研究動向

著者 (6件)： 南哲行 (国土交通省 河川局) ,  南哲行 (土木研) ,  仲野公章 (土木研) ,  桜井亘 (土木研) ,  山田孝 (北大 大学院農学研究科) ,  山田孝 (土木研)
資料名： 土木研究所資料  (Technical Report of PWRI)
号： 3840  ページ： 25P  発行年： 2001年11月 
JST資料番号： J0096A  ISSN： 0386-5878  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 沖縄地方では,強酸性土壌の国頭マージに起因する赤色土壌(赤土砂)等の流出による海域の生態系,観光,漁業への影響が深刻となっている。赤土砂の主要な生産源は,パイナップル圃場を中心とした既存農地が大きな割合を占めており,パイナップル圃場からの赤土砂流出対策が重要である。そこで,パイナップル圃場において現地観測を実施し,赤土砂の流出実態を把握するとともに,赤土砂に関する既往知見の概観を行った。その結果,1)耕作初期の段階で大量の赤土砂流出が見られる,2)降雨により,圃場表層の含水比が著しく高い状態になり,限界掃流力に影響を及ぼしている可能性が考えられる,3)既存の土壌侵食・流出モデルは,降雨時における圃場表層の変化や,圃場レベルでの対策工の効果を表現できない,4)流出土砂の経時変化を表現できるモデルの開発が必要である,等が明らかとなった。(著者抄録)

シソーラス用語： 沖縄県 ,  圃場 ,  災害対策 ,  実態調査 ,  降雨 ,  含水量 ,  流出モデル ,  *土壌侵食 ,  掃流力 ,  *成帯性土 ,  *土砂流出 ,  限界掃流力 ,  南西諸島 ,  *赤色土
準シソーラス用語： パイナップル圃場 ,  *赤土 ,  *赤土流出

分類 (2件)： 一般,砂防工学  (RC12010B) ,  透水性,浸透水,土中水  (RA03040E)

タイトルに関連する用語 (5件)： 南西諸島 ,  赤 ,  土砂流出 ,  研究 ,  動向