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J-GLOBAL ID:201802210017315062   整理番号:18A0718852

原油中のNi及びV種の分離のための逐次抽出法及びETAAS,GC-MS及びIRによる分析【JST・京大機械翻訳】

Sequential extraction procedure for the separation of Ni and V species in crude oil and analysis by ETAAS, GC-MS, and IR
著者 (5件):
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巻: 220  ページ: 631-637  発行年: 2018年 
JST資料番号: C0023A  ISSN: 0016-2361  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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原油中のニッケルとバナジウムの定量は,これらの元素が装置腐食,触媒プロセスの汚染,および環境汚染に寄与できるので,いくつかの科学的研究で評価されてきた。多くの研究がこれらの元素の全濃度の評価に焦点を当てている。しかし,試料の化学組成を決定するための全元素濃度を知ることは重要であるが,これは試料中に存在する異なる高分子と関連する可能性のある毒性化合物の量に関する情報をもたらさない。ここでは,ニッケルとバナジウム種の分離のための逐次抽出手順の開発について報告する。Ni及びVの全濃度を測定するために,試料及び認証標準物質(NIST-SRM 1634c)を酸分解し,電熱原子吸光分析(ETAAS)により分析した。化学種の分離は,シリカゲルを固定相とし,ヘキサン(画分1),トルエン(画分2),ジクロロメタン(DCM)+メタノール(画分3),及びメタノール(画分4)を溶離液としてカラムクロマトグラフィーにより行った。各画分で得られた抽出物を,ETAAS,ガスクロマトグラフィー-質量分析(GC-MS)及び赤外(IR)測定により分析した。実験結果は,原油中の元素の全濃度が,Niに対して7.4~14.3μgg(-1),Vに対して9.8~14.6μgg(-1)の間にあることを示した。SRM1634cの分析は,89%のNiと103%のVが回収されたことを示した。GC-MS分析は以下の溶出順序を示した:飽和化合物と芳香族化合物(画分1),芳香族と環状化合物(画分2),芳香族化合物(画分3),および極性化合物(画分4)。ETAASによって得られた結果は,原油中に含まれるNiとVの100%が3つの異なる抽出物で分離できることを示した。しかし,IRスペクトルとGC-MS分析は,NiとVがガスクロマトグラフィーによって同定されなかった窒素と酸素を含む化合物と関連していると結論することを可能にした。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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石油・ガス鉱床  ,  石油と石油製品の性質,分析,試験  ,  鉱物・岩石・鉱石の物理分析 

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