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J-GLOBAL ID:201802210042465273   整理番号:18A1411914

補肺湯によるCOPDモデルラットの肺組織病理学及び気管支肺胞洗浄液炎性因子への影響【JST・京大機械翻訳】

The influence of the Bufei decoction on pulmonary histopathology and broncho-alveolar lavage fluid inflammatory factors of COPD model rats
著者 (3件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 4-9  発行年: 2018年 
JST資料番号: C4000A  ISSN: 1674-7860  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的:補肺湯によるCOPDモデルラットの肺組織病理学及び気管支肺胞洗浄液炎性因子への影響を観察する。方法;84匹のラットを無作為に7群に分けた。偽手術群、モデル群、漢方薬補肺湯免煎顆粒剤高用量群(略称免高群)、中薬補肺湯免煎顆粒剤中用量群(略称免中群)、漢方薬補肺湯煎じ薬群(略称煎じ薬群)、陽性対照西洋薬群(西洋薬群)の2群(略称:西洋薬群)である。偽手術グループ以外の各グループにすべて気管内にリポ多糖類と煙燻を注射する方法でCOPD動物モデルを作製し、偽手術群とそれと同時に気道に等量の生理食塩水を注射し、受動喫煙を行わなかった。造形成功後、翌日に胃内投与を開始した。偽手術群、モデル群に生理食塩水を投与、西洋医学群にはモンテルカストナトリウムを投与し、高群、無中群、無低群はそれぞれ補肺湯免煎剤の高、中、低投与量を与え、湯薬群は補肺湯水煎剤を与えた。33日目にラット大腿動脈を切開し、瀉血で屠殺し、右肺組織を採取し、その病理学的変化を観察した。結果;偽手術グループのラットの気管粘膜繊毛円柱上皮細胞は完全で、気道と肺胞上皮の構造は完全で、繊毛の配列が整い、各級の気管、気管支に少量の散在するリンパ細胞の浸潤が見られた。モデル群のラットの粘膜上皮は不完全で、気管支繊毛上皮の一部が剥離し、杯状細胞及び腺体が顕著に増殖し、肥大し、気管支粘膜の皺が増加し、長くなり、管腔に突入した。各級の気管支粘膜層、粘膜下層にはリンパ細胞、マクロファージを主とする炎症性細胞浸潤が見られ、それ以外に形質細胞と少量の好中球があり、気管支平滑筋の肥厚が顕著であった。小気管支腔内に粘液栓と大量の好中球を認めた。小気管支と肺小動脈の傍に大量に煙塵顆粒を貪食したマクロファージ(塵細胞)が見られ、一部のマクロファージは崩壊し、破壊した。終末細気管支の遠位狭窄、呼吸性細気管支及び肺胞管嚢状拡張、肺胞腔の不規則な拡大、肺胞壁の薄化、膨張、破裂或いは融合により肺大疱を形成した。偽手術群と比べ、モデル群ラットのBALFにおけるIL-1β、IL-6、IL-8、NF-κB、TNF-αの含有量はいずれも顕著な差異があった。モデル群と比較した。【結果】IL-1βの濃度は,高用量群,無中群,煎じ薬群,および西洋医学群のBALFで有意差があった。高群、西薬群、無中群ラットのBALF中のIL-6含量に顕著な差異を認めた。高用量群、湯剤群、西洋薬群ラットのBALF中のIL-8含量には顕著な差異があった。BALF中のNF-κBの濃度は,高用量群と西洋医薬群で有意に異なった。結論:補肺湯はCOPDラットの気道炎症及び気道リモデリングを改善する作用がある。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】
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生薬の臨床への応用 

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