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J-GLOBAL ID:201802210143722991   整理番号:18A1493614

イネの草冠の温度差と関連する新規QTLは気孔コンダクタンスと葉の光合成に影響を与える

A novel QTL associated with rice canopy temperature difference affects stomatal conductance and leaf photosynthesis
著者 (10件):
資料名:
巻: 68  号:ページ: 305-315(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: Y0311B  ISSN: 1344-7610  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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草冠温度は気孔コンダクタンスの良い指標となり得る。平均的収量のイネ(Oryza sativa L.)と高収量のイネ品種間の気孔コンダクタンスにおける表現型差異の遺伝的基礎を理解するために,草冠温度の量的形質遺伝子座(QTL)分析を行った。著者らは平均的収量のジャポニカ栽培品種「コシヒカリ」と高収量のインディカ品種「タカナリ」の間の交雑由来の戻し交配近交系(BC1F6)の相反系を開発した。染色体11の短腕上の安定なQTL,qCTd11(染色体11上の草冠温度差に対するQTL)は2系統の全表現型分散の10.4と19.8%を占めた。「タカナリ」対立遺伝子は草冠温度差値を減少させた。タカナリのqCTd11を乗せる染色体セグメント置換系統は「コシヒカリ」よりもTakanari qCTd11を運ぶ染色体セグメント置換系統は,「コシヒカリ」よりも草冠温度のより大きな減少を示し,より高い気孔コンダクタンスと光合成速度を有していた。これらの結果はqCTd11が草冠温度に関与するだけでなく,気孔コンダクタンスと光合成速度の両方にも関与することを示唆する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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植物生理学一般  ,  光合成 
引用文献 (44件):

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