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J-GLOBAL ID:201802210207218325   整理番号:18A0054022

中国,インド,ASEAN諸国におけるクリーン開発メカニズムを通じた再生可能エネルギープロジェクトの促進要因の特定

Identifying Factors for Promoting Renewable Energy Projects through the Clean Development Mechanism in China, India and ASEAN Countries
著者 (2件):
資料名:
巻: 21  号: 1/2  ページ: 53-59 (WEB ONLY)  発行年: 2017年 
JST資料番号: U1115A  ISSN: 2432-7484  CODEN: GLERFH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,中国,インド,ASEAN諸国におけるクリーン開発メカニズム(CDM)を通じて開発された再生可能エネルギープロジェクトの温室効果ガス(GHG)削減コストを分析した。この調査の結果,バイオマス,水力,風力,太陽光を含むすべての再生可能エネルギー技術の平均削減費用は,「経済規模」の欠如,太陽光や風力などの新技術の浸透率の低下,およびグリッド排出係数の小ささのため,ASEAN諸国が中国,インドより高いものとなった。脱炭素化された経済に向けたASEAN諸国における再生可能エネルギーの実施を促進するために,将来的に以下の研究課題を検討することができる。まず,PVや風力発電などの新しいタイプの技術の「学習曲線」を分析する必要がある。第2に,この研究の結果が示唆するように,グリッド排出係数の大きさは,低減メカニズムを通じた再生可能エネルギーへの投資の削減コストとビジネス条件に影響する可能性があるため,効果的な低減メカニズムとインセンティブを検討する必要がある。最後に,ASEAN諸国は再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度だけでなく,化石燃料発電所に利点をもたらす化石燃料の補助金も導入しているためCO2削減コストの見積もりに影響を与えることから,政策の全体的な取り決めについて話し合うことが重要である。明らかに,気候政策はエネルギー政策と密接に関連しており,ASEAN諸国のエネルギー関連技術と政策に関する分析的洞察を備えた包括的な気候・エネルギー政策を提案する価値がある。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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環境問題 
引用文献 (22件):
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