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J-GLOBAL ID：201802210310454839   整理番号：18A1195599

バクテリオフィトクロームにおける励起状態プロトン移動の優先ドナーとしてのピロール環Cの計算同定【JST・京大機械翻訳】

Computational Identification of Pyrrole Ring C as the Preferred Donor for Excited-State Proton Transfer in Bacteriophytochromes

著者 (2件)： Falklof Olle (Division of Theoretical Chemistry, IFM, Linkoping University, SE-581 83, Linkoping, Sweden) ,  Durbeej Bo (Division of Theoretical Chemistry, IFM, Linkoping University, SE-581 83, Linkoping, Sweden)
資料名： Chemphotochem  (Chemphotochem)
巻： 2  号： 6  ページ： 453-457  発行年： 2018年 
JST資料番号： W3667A  ISSN： 2367-0932  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 近赤外蛍光蛋白質へのバクテリオフィトクローム光受容体の工学は,多くの課題を持つ生細胞の深部組織イメージングに向けた有望な経路である。1つの重要な目的は,テトラピロール発色団のよく知られた二重結合光異性化だけでなく,発色団から蛋白質への励起状態プロトン移動を含む競合する非放射緩和過程により制限される蛍光量子収率を増加させることである。このプロトン移動についての機構的知識の欠如に動機付けられて,ここでは,ハイブリッド量子力学/分子力学法を用いて,プロセスがどのように開始されるかについての3つの可能なシナリオを調べた。Deinococcus radioduransバクテリオフィトクロームの蛋白質マトリックス内部の発色団の励起状態pK_a値を計算することにより,ピロール環Cは環A及びBよりも励起状態プロトン移動のドナーとなる可能性が高いことが分かった。この知見は,プロトン移動の生化学的阻害を介して,遺伝子操作されたバクテリオフィトクロームの蛍光を強化するための戦略を確立するための出発点を提供する。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *ドナー ,  発色団 ,  緩和現象 ,  蛍光 ,  近赤外線 ,  *励起状態 ,  光異性化 ,  *プロトン移動 ,  二重結合 ,  画像処理 ,  タンパク質 ,  窒素複素環化合物
準シソーラス用語： Deinococcus radiodurans ,  生細胞 ,  蛍光蛋白質 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 酸性度 ,  励起状態プロトン移動 ,  蛍光プローブ ,  光受容蛋白質 ,  QM/MMモデリング

分類 (1件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

物質索引 (1件)： ピロール

タイトルに関連する用語 (7件)： 励起状態 ,  プロトン移動 ,  優先 ,  ドナー ,  ピロール ,  計算 ,  同定