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J-GLOBAL ID：201802210331761637   整理番号：18A0778521

高耐熱性セルロースナノファイバーの製造と応用

著者 (5件)： 三浦彩 (京大 生存研) ,  AGUSTIN Melissa (京大 生存研) ,  阿部賢太郎 (京大 生存研) ,  中坪文明 (京大 生存研) ,  矢野浩之 (京大 生存研)
資料名： 日本木材学会大会研究発表要旨集(完全版)(CD-ROM)  (日本木材学会大会研究発表要旨集(CD-ROM))
巻： 68th  ページ： ROMBUNNO.Z14-02-1115  発行年： 2018年03月05日 
JST資料番号： L1221B  ISSN： 1349-0532  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： セルロースは無機材料と比較して耐熱性に劣り,230°C付近で解重合や熱劣化による変色が生じ始める。そのため樹脂とセルロースとの溶融混練は200°C以下に制限されている。一方ポリカーボネート等のエンジニアリングプラスチックは溶融温度が高く,セルロースによる強化にはセルロースの耐熱性の向上が重要である。近年当研究室では,セルロースナノファイバーを化学修飾することによって耐熱性を向上させることに成功している。本研究ではそれらの結果をふまえ,耐熱性向上のための新たな化学修飾法(ビニルエステル試薬を使用)と,修飾セルロースとポリカーボネート(溶融温度:250°C)との複合化について検討した。(著者抄録)

シソーラス用語： *セルロース繊維 ,  ナノファイバ ,  *耐熱性 ,  化学修飾 ,  ベンゾイル化 ,  アシル化 ,  ポリカーボネート ,  複合材料 ,  エンジニアリングプラスチック
準シソーラス用語： セルロースナノファイバー

分類 (2件)： 多糖類  (CF10054P) ,  材料学  (YM02040O)

タイトルに関連する用語 (3件)： 高耐熱性 ,  セルロースナノファイバー ,  応用