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J-GLOBAL ID:201802210381641673   整理番号:18A1941520

誘電緩和分光法と小角X線散乱を用いて調べたジアルキル鎖陽イオン界面活性剤の水分散におけるイオンゆらぎと膜間相互作用【JST・京大機械翻訳】

Ion fluctuations and intermembrane interactions in the aqueous dispersions of a dialkylchain cationic surfactant studied using dielectric relaxation spectroscopy and small- and wide-angle X-ray scattering
著者 (6件):
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巻: 20  号: 41  ページ: 26621-26633  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ジアルキル鎖陽イオン界面活性剤は,水においていわゆるα-ゲルを形成し,少量の塩を添加すると高い流体分散に変換される流動性を実質的に示さない。この興味ある現象は家庭産業で利用されている。しかしながら,基礎となる機構は不明のままである。ここでは,誘電緩和分光法(DRS)と同時小角および広角X線散乱(SWAXS)を用いて,この問題に光を当てた。過剰量のCaCl_2が,貯留層体積率の著しい増加を伴うα-ゲル-多層ベシクル(MLV)転移を誘導することを見出した。これは,弱い長距離静電引力を引き起こすことなく説明できない非束縛ラメラ-束縛ラメラ転移に類似している。DRSデータは,対イオンが界面で垂直方向と横方向の両方で変動する証拠を提供し,その緩和振幅は水相の浸透状態に鋭く依存する。著しく小さいバルク-水振幅は,MLVアーキテクチャにより誘起された脱分極電場を反映し,本物の水和効果と共に反射する。SAXS強度に対する改良Cailleアプローチは,高感度塩濃度依存性膜-膜相互作用を明らかにした。最小の波状膜は約10mmol・L(-1)の塩濃度で形成された。小さな表面分離(<2.5nm)が達成される25mmol L(-1)以上では,Helfrich相互作用によって予測されるものよりはるかに多くの波状膜が生成される。このことは,一般的に強い短距離斥力を誘起すると信じられている水和力が膜の起伏変動を抑制しないことを示唆している。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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液-気界面  ,  その他の洗浄剤 

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