文献

J-GLOBAL ID：201802210390037952   整理番号：18A1875228

コムギの生理学と成長に及ぼす連続対パルス乾燥ストレスの影響【JST・京大機械翻訳】

Effects of continuous versus pulsed drought stress on physiology and growth of wheat

著者 (3件)： Stallmann J. (Department of Chemical Ecology, Bielefeld University, Bielefeld, Germany) ,  Schweiger R. (Department of Chemical Ecology, Bielefeld University, Bielefeld, Germany) ,  Mueller C. (Department of Chemical Ecology, Bielefeld University, Bielefeld, Germany)
資料名： Plant Biology  (Plant Biology)
巻： 20  号： 6  ページ： 1005-1013  発行年： 2018年 
JST資料番号： W1158A  ISSN： 1435-8603  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 気候変動の過程において,作物植物は多くの栽培地域において変化した降水量と頻度の両方に曝露される。水のアベイラビリティの低下と降水のない期間の延長は,植物の生理学と生産性の変化をもたらす可能性がある。この温室研究において,植物当たりの穀物収量を含む光化学系IIの最大量子収率(F_v/F_m)と水利用効率(WUE)を含む生理学的応答,および春コムギ(Triticum aestivum L.)におけるパルス(週1回)灌漑を含む多様な生産性関連パラメータを調べた。両干ばつレジームにおいて,植物を4つの異なる灌漑量に曝露した。F_v/F_mは灌漑処理によって影響されなかったが,2週間後よりも6週間の干ばつ後に有意に高かった。WUEは,灌漑量の減少および発生バイオマスに基づいて増加した。それは,実験を通して同様の量の水を受け取ったパルス化植物と比較して,連続的に灌漑された方が高かった。頻繁な灌漑は穀粒収量の51%までの減少をもたらした。このより低い生産性は,主にパルス灌漑植物におけるより少ない分げつによって引き起こされた。さらに,低水量では,数千粒重(TGW)は,頻度が高い植物と比較して低かった。対照的に,穂当たりの穀粒数はパルス処理植物で高かった。結論として,潅漑頻度の減少は,潅漑量の減少に次いで,春播コムギのWUEと穀粒収量に負の影響を与えた。これらの結果は,変化する気候下での灌漑スケジューリングと育種計画に対して重要な意味を持つ可能性がある。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *パルス ,  灌漑 ,  アベイラビリティ ,  干ばつ ,  分蘖 ,  *生理学 ,  栽培 ,  降水 ,  *コムギ ,  降水量 ,  バイオマス ,  気候変動 ,  気候
準シソーラス用語： 水利用効率 ,  *乾燥ストレス , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 気候変動 ,  干ばつストレス ,  最大量子収量 ,  Triticum aestivum ,  水利用効率

分類 (1件)： 植物生理学一般  (EH02010Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： コムギ ,  生理学 ,  成長 ,  パルス ,  乾燥ストレス