抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】冠動脈介入治療における急性ST上昇型心筋梗塞(AMI)患者における心筋再灌流に及ぼすテイル非併用とDiver血栓吸引カテーテルの効果を調査する。方法:経皮的冠動脈介入治療(percutaneous coronary intervention,PCI)を行った急性ST上昇型心筋梗塞患者84例を選び、すべての患者は冠動脈造影により冠状動脈血栓症と診断された。完全な乱数表法により、観察群と対照群の各42例に分けた。対照群患者はPCI術中にDiver血栓吸引カテーテル介入治療を行い、観察群患者はPCI術中にDiverCE血栓吸引カテーテル吸引とチロフィバンを併用して治療を行った。両群において、状況に応じて適切なステント留置或いはバルーン前拡張後ステント留置を行い、両群患者の90min以内のST降下、TIMIフレーム数カウント(CTFC)、手術前後の冠血流情況、不良心血管イベント及び術後出血関連合併症を観察し、記録した。結果:両群患者の90min以内にSTの降下、CTFCの差異は明らかであった(p<0.05)が、観察群の患者の90min以内のSTの回復は対照群より明らかに高く(P<0.05)、CTFCは対照群より明らかに小さかった(p<0.05)。ランクと検査によると、両群患者の術前TIMI血流分級は明らかな差がなかった(u=0.59、p>0.05)。2群間で,TIMI血流の有意差が認められた(u=6.75,p<0.05)。両群の患者の心臓突然死、非致命性心筋梗塞の発生率には明らかな差がなかった(p>0.05)。対照群患者の反復性虚血性狭心症の発生率は19.0%で、観察群の患者の反復性虚血性狭心症の発生率は2.4%で、対照群より明らかに低かった(X2=5.44、p<0.05)。観察群の患者の再灌流不整脈の発生率は対照群より明らかに低かった(p<0.05)。両群患者の歯肉出血、穿刺点血腫、尿潜血、便潜血、総出血発生率には統計学的有意差が認められなかった(p>0.05)。結論:チロフィブラートとDiver血栓吸引カテーテルの併用治療は急性心筋梗塞患者の血流を有効に改善できるが、患者の出血リスクを増加させることなく、臨床での応用を促進する価値がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】