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J-GLOBAL ID:201802210590729157   整理番号:18A0800393

高ベータおよびガンマバックグラウンドの場におけるアルファ粒子エミッタ検出のためのGAGGシンチレータの厚さの最適化【JST・京大機械翻訳】

Optimization of thickness of GAGG scintillator for detecting an alpha particle emitter in a field of high beta and gamma background
著者 (6件):
資料名:
巻: 112  ページ: 1-5  発行年: 2018年 
JST資料番号: H0649A  ISSN: 1350-4487  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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福島第一原子力発電所(FDNPP)のサイトでは,90Srと137Csのような大量のベータとガンマのエミッタがある。さらに,自然に発生する放射性核種であるラドン(Rn)娘核種が存在し,アルファとベータ粒子を放出する。高ベータとγバックグラウンドの場におけるプルトニウム同位体(238Pu,238Pu,及び240Pu)を検出するために,α粒子に対する低ベータ及びγ線感度と良好なエネルギー分解能をもつアルファ粒子検出器がRn娘核種からプルトニウム同位体を区別するために必要である。以前に,0.1mm厚のガドリニウムアルミニウムガリウムガーネット(GAGG)シンチレータをシリコン光電子増倍管(SiPM)と組み合わせることによりアルファ粒子イメージング検出器を開発した。しかし,この検出器は環境γ線とβ線に敏感であった。本研究では,高ベータとγバックグラウンドの場におけるアルファ粒子検出のためのGAGGシンチレータの厚さを最適化した。厚さ0.05mm,0.07mm,および0.1mmの3つのGAGGシンチレータを調製した。各GAGGシンチレータを光検出器として用いたSiPMアレイに光学的に結合した。α,β,γ線を開発したアルファ粒子検出器に照射し,それらのスペクトルを得た。5.5MeVのアルファ粒子に対する0.05mm厚のGAGGのエネルギー分解能は,3つのGAGGシンチレータの中で最良であった。本研究で用いたすべてのGAGGシンチレータは1mSv/hの線量率でγ線に敏感ではなかった。低レベル識別子(LLD)以上のベータ粒子数は,シンチレータが薄いため減少し,0.05mm厚GAGGのβカウントは,0.1mm厚GAGGの1/100にすぎなかった。0.05mm厚GAGGシンチレータによるアルファ粒子検出器は,α粒子に対して低いベータとγ線感度と良好なエネルギー分解能を有するので,FDNPPサイトのような高ベータとγバックグラウンドを持つ場におけるプルトニウム汚染の検出の観点から有望である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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放射線検出・検出器 

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