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J-GLOBAL ID:201802210603184157   整理番号:18A1196520

Haemonchus contortus由来のアルギニンキナーゼはin vitroでのヤギPBMCsの増殖を減少させアポトーシスを増加させる【JST・京大機械翻訳】

Arginine kinase from Haemonchus contortus decreased the proliferation and increased the apoptosis of goat PBMCs in vitro
著者 (11件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 311  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7341A  ISSN: 1756-3305  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:リン酸キナーゼ(AK)は,種々の脊椎動物および無脊椎動物において広く研究されている。免疫学的に,AKsは種々の体部の重要な構成要素であり,種々の生物学的および細胞機能に関与し,炎症誘発性サイトカインに対する免疫調節因子およびエフェクタと考えられている。しかしながら,反芻動物の寄生性線虫,Haemonchus contortusのAK蛋白質により誘発される宿主細胞の免疫調節変化はまだ知られていない。本研究は,Hc-AKのクローン化と特性化に焦点を合わせ,ヤギ末梢血単核細胞(PBMC)のサイトカインレベル,細胞遊走,細胞増殖,一酸化窒素生産およびアポトーシスに対するその調節効果を観察した。【方法】Hc-AK遺伝子の完全長配列を逆転写ポリメラーゼ連鎖反応(RT-PCR)によって増幅し,原核生物発現ベクターpET-32aにサブクローン化した。アフィニティークロマトグラフィーにより精製した組換蛋白質Hc-AKの生化学的特性を酵素アッセイに基づいて行った。rHc-AKとPBMCとの結合を免疫蛍光アッセイ(IFA)により確認した。免疫組織化学分析を用いて,成体虫切片内のHc-AKの局在を検出した。サイトカイン分泌,細胞増殖,細胞遊走,一酸化窒素生産およびアポトーシスに対するrHc-AKの免疫調節効果を,rHc-AKとヤギPBMCとの共培養により測定した。【結果】Hc-AK遺伝子の完全長ORF(1080bp)を首尾よくクローン化し,His標識AK蛋白質を大腸菌株BL21で発現した。Hc-AK(rHc-AK)の組換え蛋白質は,18kDaの融合ベクター蛋白質と共に約58.5kDaであった。生化学分析は,Hc-akによりコードされた蛋白質が酵素活性を示すことを示した。ウエスタンブロット分析により,rHc-AKはラットの血清により認識されることを確認した。IFA結果は,rHc-AKがヤギPBMCの表面に結合できることを示した。免疫組織化学的に,Hc-AKは成体虫の腸領域だけでなく内膜および外膜に局在していた。rHc-AKの宿主細胞への結合は,ヤギPBMCのIL-4,IL-10,IL-17,IFN-γ,一酸化窒素(NO)産生および細胞アポトーシスのレベルを増加させたが,TGF-β1レベル,細胞増殖およびPBMC遊走は用量依存的に有意に減少した。結論:著者らの所見は,rHc-AKが宿主免疫応答に関与する重要な排泄および分泌(ES)蛋白質であり,ヤギPBMCとの相互作用の間に異なる免疫調節特性を示すことを示唆した。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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