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J-GLOBAL ID：201802210687598482   整理番号：18A0353393

インターロイキン-7および 15は自己免疫における病原性メモリーTh17細胞を維持する【Powered by NICT】

Interleukin-7 and -15 maintain pathogenic memory Th17 cells in autoimmunity

著者 (4件)： Chen Yihe (Schepens Eye Research Institute, Massachusetts Eye and Ear Infirmary, Department of Ophthalmology, Harvard Medical School, Boston, MA 02114, USA) ,  Chauhan Sunil K. (Schepens Eye Research Institute, Massachusetts Eye and Ear Infirmary, Department of Ophthalmology, Harvard Medical School, Boston, MA 02114, USA) ,  Tan Xuhua (Schepens Eye Research Institute, Massachusetts Eye and Ear Infirmary, Department of Ophthalmology, Harvard Medical School, Boston, MA 02114, USA) ,  Dana Reza (Schepens Eye Research Institute, Massachusetts Eye and Ear Infirmary, Department of Ophthalmology, Harvard Medical School, Boston, MA 02114, USA)
資料名： Journal of Autoimmunity  (Journal of Autoimmunity)
巻： 77  ページ： 96-103  発行年： 2017年 
JST資料番号： T0754A  ISSN： 0896-8411  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Th17細胞が多くの自己免疫状態の主要なメディエーターである。近年,記憶Th17細胞は種々の難治性自己免疫疾患の慢性化を仲介する重要なであることを明らかにしたが,維持記憶Th17細胞基礎となる機構は解明されていない。眼自己免疫疾患の前臨床モデルを用いて,IL-7およびIL-15の両方が病原性メモリーTh17細胞を維持するために重要であることを示した。これらサイトカインの中和は記憶Th17細胞の実質的な減少をもたらすIL-7およびIL-15の両方がSTAT5の活性化を介して生存シグナルを提供し,IL-15はSTAT5とAktの両方の活性化を介して付加的な増殖シグナルを提供した。眼IL-7またはIL-15の局所中和は炎症部位および流入領域リンパ組織で記憶Th17細胞を効果的に減少させるが,Th17細胞により分泌される主要病原性サイトカイン,IL-17の局所中和は,排水リンパ組織で記憶Th17細胞を減少しなかった。本研究の結果は,環境IL-7またはIL-15をによる病原性メモリーTh17細胞の効果的な除去は自己免疫疾患の治療における新規戦略であることを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *自己免疫 ,  中性化 ,  炎症 ,  自己免疫病 ,  サイトカイン ,  *病原性 ,  排水 ,  *インターロイキン7 ,  リンパ組織
準シソーラス用語： インターロイキン17 ,  インターロイキン15 ,  慢性化 ,  *Th17細胞 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 記憶Th17 ,  維持 ,  IL-7 ,  IL-15

分類 (2件)： 免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  (GD04010C) ,  免疫反応一般  (ED03010T)

タイトルに関連する用語 (5件)： インターロイキン-7 ,  自己免疫 ,  病原性 ,  メモリー ,  Th17細胞