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J-GLOBAL ID:201802210715005987   整理番号:18A0308331

石灰質の安定材を添加した酸性硫酸塩土における強度増分とエトリンガイト生成量との関係

Relations between Strength Increase and the Ettringite Production Brought by Adding Calcareous Stabilizer to Acid Sulfate Soil
著者 (4件):
資料名:
巻: 67  号:ページ: 67-70(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: F0385A  ISSN: 0514-5163  CODEN: ZARYA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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天然資源は循環している間,有効に活用されなければならない。余剰な土壌や津波による堆積物にみられる酸性硫酸塩土といえども例外ではない。酸性硫酸塩土は一般的に硫酸と炭酸塩鉱物の反応物である石灰の水和物を含み,石灰質を添加することによりエトリンガイトが生成され,地盤の凝固が促進される。本研究では,石灰質と酸化鉄のみ含む安定材を添加した酸性硫酸塩土における強度増分とエトリンガイト生成量との関係について,一軸圧縮試験,X線回折解析および差分温度解析により検討した。酸化鉄はレアアース磁石の掘削時に排出される残留物である。筆者等は生石灰,炭酸カルシウム,高炉スラグからの微粒子および無水せっこうの微粒子を混合して湿潤または乾燥した酸化鉄とある一定比率の下で混ぜ合わせ,このような安定剤を酸化鉄と石灰をベースにした材料と呼んだ。石灰と前述の材料を6から10%,乾燥した酸性硫酸塩土に添加した。試験体は摂氏20度に設定したインキュベータ内で360日養生した。一軸圧縮試験と熱重量分析の結果から,強度が増大するのみならずエトリンガイト生成され,強度の増大は 0.5MN/m2以上であった。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
分類
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地盤改良,土質安定処理 
引用文献 (8件):
  • 1) M. Aoki, “Damage by strongly acid soils and acid water, and environmental conservation measures against them”, Journal of the Society of Materials Science, Japan, Vol.53, No.12, pp.1351-1358 (2004).
  • 2) I. Kitagawa, T. Tomosho, N. Haraguchi, T. Shiono, K. Wakasugi, T. Ashida and C. Zukemura, “The physicochemical properties of tsunami deposits and agricultural soils in devastated farmlands by the 2011 off the Pacific coast of Tohoku Earthquake”, Technical Report of the National Institute for Rural Engineering, Japan, No.213, pp.39-51 (2012).
  • 3) Japan Lime Association, “Manual for soil improvement using lime”, pp.7-21 (2014).
  • 4) M. Tanaka, K. Koyama, H. Narita and T. Oishi, “Studies on the recycling technologies for rare metals mainly by hydrometallurgical methods”, Materia Japan, Vol.50, No.4, pp.161-163 (2011).
  • 5) The Japanese Geotechnical Society, “Japanese standards and explanations of laboratory tests of geomaterials”, 1 of two fascicules, pp.321-354 (2009) Maruzen Co., Ltd.
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