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J-GLOBAL ID:201802210751056962   整理番号:18A0789464

インフルエンザAウイルスPAはインターフェロン調節因子3との相互作用によりインターフェロン-βに拮抗する【JST・京大機械翻訳】

Influenza A Virus PA Antagonizes Interferon-β by Interacting with Interferon Regulatory Factor 3
著者 (32件):
資料名:
巻:ページ: 1051  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7074A  ISSN: 1664-3224  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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インフルエンザAウイルス(IAV)はI型インターフェロン反応を活性化し,抗ウイルス効果を誘導するレチノイン酸誘導性遺伝子I(RIG-I)により認識される。ウイルスは,非構造蛋白質1(NS1)とそのポリメラーゼサブユニットを含む自然免疫応答を回避するためのいくつかの戦略を進化させた。NS1がインターフェロン-β(IFN-β)を阻害する機構は良く理解されているが,ポリメラーゼ酸蛋白質(PA)がIFN-βを阻害する機構は解明されていない。この研究において,IAV PA蛋白質はインターフェロン調節因子3(IRF3)を介してSendaiウイルスにより誘導されるIFN-β及びインターフェロン刺激遺伝子の産生を阻害できるが,核因子κB(NF-κB)を介しては阻害しないことを観察した。さらに,PAはRIG-IによるIFN-β誘導,メラノーマ分化関連遺伝子5,ミトコンドリア抗ウイルスシグナル伝達蛋白質,TANK結合キナーゼ1,核因子κBキナーゼ-ε(IKKε)の阻害剤,IRF3過剰発現を阻害した。さらに,PAはIRF3と相互作用し,その活性化を阻害した。PAのN末端エンドヌクレアーゼ活性はIRF3との相互作用及びIFN-βシグナル伝達経路の阻害に関与した。まとめると,著者らのデータは,IAV PAがIFN-βシグナル伝達経路を阻害する機構を明らかにし,ウイルスが抗ウイルスシグナル伝達経路に拮抗する新しい機構を提供する。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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ウイルスの生理一般  ,  ウイルス感染の生理と病原性 

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