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J-GLOBAL ID：201802210798795460   整理番号：18A0184835

香川県における線引き廃止と人口分布の変化に関する研究

STUDY ON THE RELATIONSHIP BETWEEN DEFUNCTION OF ZONING SYSTEM AND SPATIAL DITRIBUTION OF POPULATION

著者 (2件)： 松浦陸 (香川大 大学院工学研究科) ,  紀伊雅敦 (香川大 工)
資料名： 土木計画学研究・講演集(CD-ROM)  (土木計画学研究発表会・講演集(CD-ROM))
巻： 56  ページ： ROMBUNNO.150  発行年： 2017年10月20日 
JST資料番号： X0119B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 香川県では人口減少および少子高齢化がすすんでおり,平成27年には総人口における高齢者の割合が3割を超え今後も割合は上昇すると予測される。また,平成16年に線引き制度を廃止したことによって無秩序な市街化などの問題発生が懸念される。人口動態の現状として,中心市街地では平成2年に対して平成17年には約20%減少し,郊外への人口流出によって都心部の居住人口が減少し中心市街地の空洞化がおきている。そこで,地方財政および都市的土地利用の観点から都市機能の集積,いわゆるコンパクト化が必要とされている。本研究では,1990年から2010年までの都市及び居住空間の拡大状況を,総務省の国勢調査のメッシュデータを用い定量的に把握し,人口動態と交通基盤及び施設の配置の関連性と線引き廃止の影響の関係を分析することを目的とする。本研究では特に郊外地域に着目し分析を行った。その結果,市町村ごとで線引き廃止による影響は異なり,拡散化が進む地域と集約化が進む地域が存在することが明らかとなった。(著者抄録)

シソーラス用語： 香川県 ,  線引 ,  *人口分布 ,  *過疎化 ,  *少子高齢化社会 ,  都市化 ,  市街地 ,  空間 ,  インフラストラクチャー ,  都市
準シソーラス用語： コンパクトシティ ,  居住空間 ,  交通インフラ ,  市街化 ,  *人口減少 ,  *人口動態 ,  中心市街地

分類 (1件)： 都市計画の調査分析,分析手法  (RD01020D)

タイトルに関連する用語 (5件)： 香川 ,  線引き ,  廃止 ,  人口分布 ,  研究