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J-GLOBAL ID:201802210837377999   整理番号:18A0783825

加齢マウスの聴覚皮質からの脳スライスにおける電気駆動活性のサリチル酸誘発抑制【JST・京大機械翻訳】

Salicylate-Induced Suppression of Electrically Driven Activity in Brain Slices from the Auditory Cortex of Aging Mice
著者 (3件):
資料名:
巻:ページ: 395  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7056A  ISSN: 1663-4365  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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耳鳴の罹患率は年齢と共に増加することが知られている。耳鳴の年齢依存性機構は,新しい治療的治療の開発に重要な意味を持つ可能性がある。高用量のサリチル酸塩は一過性耳鳴と難聴を誘発するために実験的に使用できる。証拠の蓄積は,サリチル酸が末梢及び中枢聴覚系においてニューロンを直接標的化することにより耳鳴を誘導することを示すが,聴覚皮質(AC)における神経回路網に及ぼすサリチル酸の正確な影響は不明である。ここでは,若年および老化促進傾向(SAMP)および耐性(SAMR)マウスにおけるサリチル酸過剰融合によるACスライスの刺激駆動層流反応におけるサリチル酸誘導変化を検討した。2つの株の中で,SAMP1はより適切な前処理モデルであることが知られている。ACスライス標本における複数部位における刺激駆動層流局所電位(LFP)応答を記録した。著者らは,2つの株におけるすべてのACスライスに対して,サリチル酸塩は常に全ての層において刺激駆動LFP応答を減少させることを見出した。しかし,LFP応答の振幅に対して,2つの老化促進マウス(SAM)株は,サリチル酸前とサリチル酸後の条件の間で異なる層流特性を示し,局所回路における歪に関連した差異を反映していた。前対後サリチル酸条件における聴性脳脳幹反応(ABR)閾値とLFP振幅比の間の関係に関しては,両高齢系統に対して層2/3と4において負の相関を見出し,古いSAMR1において層5(L5)において負の相関を見出した。対照的に,GABA作動性作動薬ムシモール(MSC)は,両系統の若いSAMマウスにおいて,前対後MSC条件においてABR閾値とLFP振幅比の間に正の相関をもたらした。さらに,若いマウスでは,サリチル酸塩はAC L4錐体ニューロンの発火率を低下させた。このように,サリチル酸はL4錐体ニューロンの神経興奮性を直接低下させ,それによりAC神経回路活性に影響する。著者らは,サリチル酸の年齢依存性効果を観察し,聴覚損失を伴うマウス系統間のACにおけるGABA作動性感受性を変化させたことは,耳鳴に対する潜在的治療機構が若年対高齢者において異なって作用する可能性があることを意味する。したがって,耳鳴治療のための新しい治療法を開発する科学者は,老齢および若年動物の両方を用いることを考慮すべきである。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
中枢神経系 

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