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J-GLOBAL ID:201802210848503714   整理番号:18A0512641

doublesex遺伝子は日本人アリVollenhovia emeryiにおける多遺伝子座相補的性決定シグナルを統合する【Powered by NICT】

The doublesex gene integrates multi-locus complementary sex determination signals in the Japanese ant, Vollenhovia emeryi
著者 (4件):
資料名:
巻: 94  ページ: 42-49  発行年: 2018年 
JST資料番号: D0873A  ISSN: 0965-1748  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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雌二倍体雄半数体性決定システム(単複相性)は膜翅類の分類群で見られる,アリ,ハチ,ミツバチとハバチ類(ハチ目)である。このシステムでは,単一の相補的性決定(sl CSD)遺伝子座は,一次性決定シグナルとして機能する。このシステムを進化させてきたことの分類群において,雌と雄は,CSD遺伝子座でヘテロ接合とヘミ/ホモ接合であった。CSDシステムは巣の性比を変化させる雌可能にするが,同系交配の高コストを,CSD遺伝子座不稔二倍体雄となるでホモ接合個体として。このリスクに対抗するために,膜翅類種のいくつかは多遺伝子座CSD(ml CSD)システム,これは不妊雄の割合を効果的に減少させるを進化させてきた。しかし,これは,これらの重複信号を統合した,分子カスケードの末端分化シグナルにどのように影響するかによる機構はまだ明らかにされていない。これらの疑問を解決するために,日本のアリVollenhovia emeryiにおける分子カスケードは,以前に二CSD遺伝子座を持つことを確認し検討した。ここでは,性決定遺伝子doublesex(dsx)は系統学的に遠い分類群間で高度に保存され,V emeryiにおける二CSD信号を統合するための原因であることを示した。dsxの同定と特性評価後,dsxの二CSD遺伝子座とスプライシングパターンを含む遺伝子型は性的表現型に対応することを見出し,二一次信号はdsxに統合されることを示唆した。これらの知見は,V.emeryiにおける性決定カスケードの将来の分子および機能的研究を促進し,昆虫における性決定システムの進化と多様化を明らかにするだろう。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  動物の生化学 

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