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J-GLOBAL ID：201802210865322333   整理番号：18A1341308

小型月着陸実証機の動力降下時におけるコースティングを含む最適降下軌道

Optimal Trajectory of Powered Descending Phase with Coasting for Smart Lander for Investigating Moon

著者 (3件)： 樋口丈浩 (横浜国立大学環境情報研究院) ,  上野誠也 (横浜国立大学環境情報研究院) ,  木村祐太 (横浜国立大学環境情報学府)
資料名： 航空宇宙技術(Web)  (Aerospace Technology Japan, the Japan Society for Aeronautical and Space Sciences (Web))
巻： 17  ページ： 55-60(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U0120A  ISSN： 1884-0477  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿は,動力降下フェーズ中に,コースティングを用いた,将来の月着陸機の最適軌道を扱う。軽量/低コストの月着陸機用に,それらの現在状態を同定するために,搭載カメラを用いる光学航法は,ピンポイント着陸を達成するために利用可能な,数少ない技術のひとつである。軌道変換エンジン(OME)が断にされた後に,光学航法は,動力降下フェーズの間で,運転されなければならない。本稿では,一連の異なるコースティング条件を示し,軌道と燃料消費に対する,コースティングの影響を検討した。これらの結果は,将来の重力惑星ミサションに対し,それらの動力降下フェーズの間に,コースティングを使用する,いくつかのアイデアを与える。さらに本稿では,SLIMプロジェクト用の,2回コースティングによる,最適軌道を示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *最適軌道 ,  航法装置 ,  カメラ ,  重力 ,  *着陸機 ,  宇宙探査機 ,  惑星 ,  質量 ,  宇宙飛行 ,  運転 ,  *下降
準シソーラス用語： コースティング ,  慣性飛行 ,  月面探査機 ,  自由飛行 ,  燃料消費量

著者キーワード (5件)： 宇宙飛行士 ,  最適軌道 ,  月着陸機 ,  動力を供給する ,  コースティング

分類 (1件)： 宇宙飛行体の運動・軌道  (QK02060W)

引用文献 (12件)：

• 1) Sakai, S., et.al.:Small lunar-lander “SLIM” for the pinpoint landing technology demonstration, Abstract for 11th Low Cost Planetary Missions Conference, 2015.
• 2) 坂井真一郎 他:小型月着陸実証機「SLIM」プロジェクトの概要,第60回宇宙科学技術連合講演会, 3C01, 2016.
• 3) 野村出 他:高精度クレータ検出のための主成分分析改善に関する研究, 第59回宇宙科学技術連合講演会, 2D05, JSASS-2015-4278, 2015.
• 4) Meditch, J. S.:On the problem of optimal thrust programming for a lunar soft landing, IEEE Transaction Automatic Control, pp.477-484, 1964.
• 5) Cho, D., Jeong, B., Lee, D., and Bang, H. : Optimal Perilune Altitude of Lunar Landing Trajectory, International Journal of Aeronautical & Space Sciences, 10, 1 (2009), pp.67-74.

タイトルに関連する用語 (6件)： 月 ,  着陸 ,  実証 ,  動力 ,  降下 ,  軌道