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J-GLOBAL ID：201802210965842896   整理番号：18A0054715

森林における降雨・渓流水質モニタリング 鷹取山試験流域における2016年の森林の物質収支について

著者 (2件)： 酒井寿夫 (森林総合研) ,  稲垣善之 (森林総合研)
資料名： 森林総合研究所四国支所年報(Web)  (Annual Report. Shikoku Research Center, Forestry and Forest Products Research Institute (Web))
号： 58  ページ： 36-39 (WEB ONLY)  発行年： 2017年10月 
JST資料番号： U0677A  ISSN： 2187-8765  資料種別： 逐次刊行物 (A)
発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 鷹取山試験流域において2016年の年間の物質収支について調べた。年降水量は2596.3mmで,年流出水量の推定値は1418.6mmであった。Na⁺,Ca²⁺,Mg²⁺,Cl^-,SO₄^2--S,HCO₃^-由来の無機態炭素(DIC)については,例年どおり,流入量よりも流出量の方が大きかったが,K⁺については,この年,雨水採取器を覆い始めたサクラの枝葉の影響で流入量の方が多くなっていた。なお,この雨水採取器は2016年末までに枝葉の影響を受けない場所へ移動し,適切な雨水が採取できるように改善した。(著者抄録)

タイトルに関連する用語 (6件)： 森林 ,  降雨 ,  渓流 ,  水質モニタリング ,  試験流域 ,  物質収支