文献

J-GLOBAL ID：201802211124317357   整理番号：18A1591996

北アメリカの幼生無尾類の6種における環境データの源と温暖化耐性の推定【JST・京大機械翻訳】

Source of environmental data and warming tolerance estimation in six species of North American larval anurans

著者 (4件)： Katzenberger Marco (Department of Evolutionary Ecology, Estacion Biologica Donana, CSIC, c/ Americo Vespucio s/n, 41092 Sevilla, Spain) ,  Hammond John (Department of Biological Sciences, University of Pittsburgh, Pittsburgh, PA 15260, USA) ,  Tejedo Miguel (Department of Evolutionary Ecology, Estacion Biologica Donana, CSIC, c/ Americo Vespucio s/n, 41092 Sevilla, Spain) ,  Relyea Rick (Department of Biological Sciences, University of Pittsburgh, Pittsburgh, PA 15260, USA)
資料名： Journal of Thermal Biology  (Journal of Thermal Biology)
巻： 76  ページ： 171-178  発行年： 2018年 
JST資料番号： B0125B  ISSN： 0306-4565  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 現在の地球温暖化シナリオは,どの種が気候変動に対してより脆弱であるかの決定における新たな関心をもたらしている。したがって,どの因子が種の脆弱性の推定に影響するかを理解することは重要である。著者らは,北アメリカのアンラン幼生の6種に対する臨界熱最大値(CT_max)を測定し,それらが水生段階で曝露された環境温度を測定し,それらの温暖化耐性(WT;臨界熱最大とマクロおよび微小生息場所最大環境温度間の差)を推定した。著者らの結果は,これらの種が他の温帯種と類似したCT_max値(37.8~41.7°C)を示し,微気候規模で測定された環境温度とのみ正に相関することを示した。これは,微気候変数がマクロ気候データよりCT_max変動のより良い予測子であることを示した。さらに,見出されたほとんどのCT_max変動は,より高い分類学的レベルと関連しており,関連種が系統発生的慣性により類似のCT_max値を示す可能性があることを示した。研究した種はまた,他の生物地域からの温帯両生類種と類似したWT(10.3~22.6°C)の高い値を示した。これは,データロガー(微気候)またはWorldClim(マクロ気候)環境データを用いるか,種の臨界熱最大と最大環境温度の間にかなりのギャップがあることを示している。しかし,データロガーデータに基づくWT推定値は,マクロ気候環境データに基づくものとは関連しなかった。最終的に,使用した環境データ(マクロ対微気候)のタイプに関連する変動は,WT推定に重大な影響を及ぼした。したがって,種が地球温暖化変化に対してより脆弱であるという著者らの認識は,使用された気候データの規模に依存する可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *北アメリカ ,  気候 ,  微気候 ,  臨界 ,  両生類 ,  温帯 ,  *温暖化 ,  系統発生 ,  生息場所 ,  推定量 ,  地球温暖化
準シソーラス用語： 予測子 ,  気候値 ,  環境温度 ,  脆弱性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 臨界熱極大 ,  両生類 ,  マクロ気候 ,  北アメリカ ,  微気候

分類 (1件)： 動物生理一般  (EJ02010E)

タイトルに関連する用語 (7件)： 北アメリカ ,  幼生 ,  無尾類 ,  環境 ,  温暖化 ,  耐性 ,  推定