抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:婦人科腹腔鏡手術麻酔中の気管挿管、ProSealラリンジアルマスク(PLMA)通気の効果の差異を検討する。方法:2016年3月2017年9月の婦人科腹腔鏡手術患者60例を研究対象とした。乱数表法により患者を観察群(PLMAラリンジアルマスク換気群、30例)、対照群(気管挿管群、30例)に分けた。2群の麻酔導入前(T0)、ラリンジアルマスク或いは気管カテーテル留置後1min(T1)、留置後5min(T2)、ラリンジアルマスク或いは気管カテーテル撤去前(T3)、撤去後1min(T4)の血流動力学指標[心拍(HR)、拡張期血圧(DBP);収縮期血圧(SBP)。気腹前、気腹20min後の気道指標[平均気道圧(Pmean)、呼気終末二酸化炭素分圧(PETCO2)、気道ピーク圧(Ppeak)]を観察した。合併症の発生率を比較した。結果:T0時と比べ、対照グループのT1、T3、T4時のHR、DBP、SBPのレベルは明らかに上昇し、しかも対照グループのT1-T4時のHR、DBP、SBPのレベルは観察グループより明らかに高く、統計学的有意差があった。気腹20分後、両群のPmean、PETCO2、Ppeakはいずれも気腹前より顕著に上昇した(観察群t=10.190、7.340、10.463、対照群t=9.463、6.177、13.375)。しかし,群間に有意差はなかった。観察群の抜管の咳、咽頭痛などの合併症の総発生率(6.67%)は、対照群(26.67%)より低く、統計学的有意差があった。結論:気管挿管と比べ、PLMAラリンジアルマスクによる婦人科腹腔鏡手術麻酔は患者の血流動力学への影響が小さく、通気効果が良く、合併症が少なく、安全性がもっと高い。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】