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J-GLOBAL ID：201802211287051425   整理番号：18A1517598

フタロシアニン/パラジウム構造によるサリン模擬検出:モデリングから実センサ応答へ【JST・京大機械翻訳】

Sarin-simulant detection by phthalocyanine/palladium structures: From modeling to real sensor response

著者 (4件)： Powroznik Paulina (Institute of Physics - CSE, Silesian University of Technology, Konarskiego 22B, 44-100 Gliwice, Poland) ,  Grzadziel Lucyna (Institute of Physics - CSE, Silesian University of Technology, Konarskiego 22B, 44-100 Gliwice, Poland) ,  Jakubik Wieslaw (Institute of Physics - CSE, Silesian University of Technology, Konarskiego 22B, 44-100 Gliwice, Poland) ,  Krzywiecki Maciej (Institute of Physics - CSE, Silesian University of Technology, Konarskiego 22B, 44-100 Gliwice, Poland)
資料名： Sensors and Actuators. B. Chemical  (Sensors and Actuators. B. Chemical)
巻： 273  ページ： 771-777  発行年： 2018年 
JST資料番号： T0967A  ISSN： 0925-4005  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： センシング機構の完全な認識はガスセンサ研究における重要な課題である。そこで本研究では,包括的なセンシング機構記述のための新しいアプローチを提案した:理論解析とセンシング構造の実験的研究。本研究の目的は,室温でのサリン類似ジメチルメチルホスホン酸ジメチル(DM)検出に利用される金属フリーフタロシアニン/パラジウム構造である。理論的評価において,半経験的シミュレーションを行い,センシング材料とDM分子間の結合エネルギーを明らかにした。裸のパラジウムと酸化パラジウム(PdO)を含むモデリングにおいて,金属被覆層の異なるバリアントを考慮した。シミュレーションの結果は,主なセンシング機構として物理吸着を示し,特にPdO相の存在下で増強された。ガス吸着中の電子親和性とバンド曲がり変化の理論的推定を行い,表面双極子効果の強い影響を示した。実験的研究は原子間力顕微鏡イメージングにより支持されたDM曝露表面のX線光電子分光法(XPS)化学特性化に基づいた。XPSの結果は,分析ガスとの化学的相互作用の痕跡を示さない理論的記述と一致した。同時に,PdOの存在が確認された。最後に,実際のセンサ応答を解析し,理論シミュレーションの結果と実験研究の結果を確認した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 双極子 ,  物理吸着 ,  ガスセンサ ,  X線光電子分光法 ,  *モデリング ,  *パラジウム ,  結合エネルギー ,  メタライゼーション ,  *センサ ,  原子間力顕微鏡 ,  画像処理 ,  X線光電子スペクトル ,  シミュレーション ,  大環状化合物 ,  窒素複素環化合物 ,  架橋化合物 ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： ガス吸着 ,  感知機構 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： センシング機構シミュレーション ,  フタロシアニン/酸化パラジウム二層 ,  DMMP ,  半経験的計算 ,  双極子効果

分類 (1件)： 分析機器  (CC02020S)

物質索引 (1件)： フタロシアニン

タイトルに関連する用語 (5件)： フタロシアニン ,  パラジウム ,  サリン ,  モデリング ,  応答