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J-GLOBAL ID:201802211309355902   整理番号:18A1495830

北極フィヨルドKongsfjorden,Svalbardにおける環境雑音場と伝播

Ambient noise field and propagation in an Arctic fjord Kongsfjorden, Svalbard
著者 (4件):
資料名:
巻: 17  ページ: 40-49  発行年: 2018年09月 
JST資料番号: W2215A  ISSN: 1873-9652  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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氷河におおわれた北極のフィヨルド,Kongsfjordenにおける環境騒音場と伝搬を,2015年7月~2016年4月の期間に,雑音と塩分水温圧力(CTD)測定値の時系列を用いて調べた。ハイドロホンは2015年7月~2016年4月の10か月間騒音を記録し,3時間ごとに1分のデューティサイクルで,夏,秋,冬,春の季節を網羅した。騒音場は,夏季~秋季に最高レベル(0.125kHzにおいて112dB)を記録する変動を見せ,その後最大記録騒音レベルが減少した変動となった。雑音のスペクトル分布は,周波数帯(0.125~4kHz)にわたって変化し,理論的Gauss仮定から逸脱した。低周波帯は,夏と秋の間の海上交通と冬と春の月間に氷と波の相互作用によって大半を占めていた。伝搬の研究からは,季節間で観測された異なるシナリオを持つ伝搬における可変性を明らかにした。夏季間に,屈折経路が観測され,弱いチャネルが音波チャンネル軸(~100m)周辺に形成され,そして秋季間に海面と音波散乱層の深さによって制限された下半分のチャネルにより特徴付けられる,十分に明確な表面ダクト(~60mの深さ)が,見られた。表面ダクトの伝搬は冬季において上向きのプロファイルを伴って一般的であり,その領域における水文学の結果として春季の開始に伴って弱まる。研究は,進行中の温暖化を経験する傾向があるKongsfjordenの重要な場所による気候変動の文脈において有用である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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