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J-GLOBAL ID：201802211368624055   整理番号：18A0705522

量子化学シミュレーションから計算した硫黄鎖の結合破壊力と加硫ゴムの引張強さとの関連性【JST・京大機械翻訳】

The bond rupture force for sulfur chains calculated from quantum chemistry simulations and its relevance to the tensile strength of vulcanized rubber

著者 (2件)： Hanson David E. (Theoretical Division, Los Alamos National Laboratory, P.O. Box 1663, Los Alamos, New Mexico 87545, USA. [e-mail]) ,  Barber John L.
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 20  号： 13  ページ： 8460-8465  発行年： 2018年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 密度汎関数理論を用いた量子化学シミュレーションから,S-S結合破壊が起こるまで,そのエンドツーエンド距離が拡張されるので,8原子硫黄鎖の全電子エネルギーを得た。著者らは,硫黄鎖がその公称直線立体配座を超えて約40%まで拡張できることを見出した。そこでは,約1.5nNの末端間張力で破断を経験する。この破壊力を陽的高分子ネットワークシミュレーションモデル(EPNET)における鎖破壊限界として用いて,硫黄架橋(加硫)天然ゴムに対する引張破壊応力を予測した。破壊応力に関する公表された実験データとの定量的一致は,硫黄鎖の約30%だけが実行可能なネットワーク架橋を生成すると仮定すれば,これらのシミュレーションにおいて得られる。驚くべきことに,ゴムネットワークの破壊応力は鎖破壊力限界と線形にはスケールしないことも分かった。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *加硫 ,  *引張強さ ,  天然ゴム ,  *引張 ,  ネットワーク ,  線形性 ,  *加硫ゴム ,  *シミュレーション ,  密度汎関数法 ,  張力 ,  シミュレーションモデル ,  *量子化学 ,  立体配座
準シソーラス用語： 破壊応力 ,  硫黄加硫 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 固体の機械的性質一般  (BL01021C) ,  高分子固体の力学的性質  (CG02023D)

タイトルに関連する用語 (8件)： 量子化学 ,  シミュレーション ,  計算 ,  硫黄 ,  破壊 ,  加硫ゴム ,  引張強さ ,  関連性