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J-GLOBAL ID：201802211392916524   整理番号：18A0989842

気候モデルから得られる多数のアンサンブルデータを用いた確率降水量の推定法

COMPREHENSIBLE ESTIMATION OF RETURN LEVELS OF EXTREME PRECIPITATION IN UTILIZING NUMEROUS ENSEMBLE MEMBERS PRODUCED BY CLIMATE MODEL

著者 (3件)： 北野利一 (名古屋工業大学 大学院工学研究科) ,  高橋倫也 (神戸大学) ,  田中茂信 (京都大学 防災研究所)
資料名： 土木学会論文集 B1(水工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B1 (Hydraulic Engineering) (Web))
巻： 73  号： 4  ページ： I_1-I_6(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U0103B  ISSN： 2185-467X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 降水量の観測記録を用いる場合には,外挿は,治水計画に必要となる極値統計解析で不可避であり,信頼できる推定結果を得るためには,記録長が十分でないという問題に直面する.実際のところ,現実の降水量記録への極値理論の適用の可否が十分に確認できかったり,また,漸近モデルの適用が不十分であると,確率降水量の推定にバイアスがかかることもある.本研究では,d4PDFの出力結果を用いて,極値の漸近理論の適用性の確認法や,多数のアンサンブル標本から得られる推定結果のまとめる手法を提示する.(著者抄録)

シソーラス用語： *降水量 ,  *気候モデル ,  期間 ,  集合 ,  *統計解析 ,  *極値統計解析 ,  合奏
準シソーラス用語： アンサンブル ,  *再来期間 ,  *d4PDF

著者キーワード (5件)： Return Period ,  Degree of experience ,  Poisson test ,  Climate change ,  d4PDF

分類 (1件)： 水文学一般  (DC07010R)

引用文献 (7件)：

• 1) Barolsky, P. : Michelangelo and the power of the imagination(ミケランジェロの想像と創造), Michelangelo Buonarroti - the making of genius and the 500th ammiversary of the Sistine capel(ミケランジェロ展図録), pp. 24-30, 203-205, 2013.
• 2) 地球温暖化対策に資するアンサンブル気候予測データベース(database for Policy Decision making for Future climate change, d4PDF),http://www.miroc-gcm.jp/~pub/d4PDF/index.html , 2016年9月30日閲覧.
• 3) Coles, S. : An Introduction to statistical modeling of extreme values, Springer, 208p., 2001.
• 4) 高橋倫也・志村隆彰 : 極値統計学,ISMシリーズ:進化する数理統計 5,近代科学社,262p., 2016.
• 5) 北野利一・高橋倫也・田中茂信 : 確率降雨量の統計解析におけるモデル適合性の限界,土木学会論文集B1(水工学),第67巻,pp. I_277-I_282.

タイトルに関連する用語 (5件)： 気候モデル ,  アンサンブル ,  確率 ,  降水量 ,  推定法