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J-GLOBAL ID:201802211416805964   整理番号:18A1878292

誘導結合プラズマ質量分析による塩中臭素とヨウ素の測定法

Determination of Bromine and Iodine in Salt with Inductively Coupled Plasma-Mass Spectrometry
著者 (2件):
資料名:
号: 20  ページ: 45-50  発行年: 2018年10月01日 
JST資料番号: L3756A  ISSN: 1345-1006  CODEN: KKKHFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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誘導結合プラズマ質量分析(ICP-MS)による塩中臭素及びヨウ素の特異的定量について述べた。1.0gの塩試料を,内部標準として0.1mg/Lのタリウム溶液を含む50mLの1%水酸化テトラメチルアンモニウム(TMAH)溶液によって溶解した。試料がヨウ素化塩の場合は試料濃度を1/10に希釈した。臭素とヨウ素は臭化物,臭素酸塩,ヨウ化物,ヨウ素酸塩などの異なる化学形態で発生する。これらの間でICP-MS応答に顕著な差はなかった。マトリックスとしての塩化ナトリウム濃度および内部標準元素の影響について調べ,妥当な検出限界を定量的に決定した。塩試料が1%以上のマグネシウムを含む場合,酸化マグネシウムはICP-MSの中のネブライザーおよびスキマーコーン上に集積体として沈殿した。沈殿およびそのため不安定性を生じさせる上清溶液を測定溶液として用いた。臭素とヨウ素の検出限界は,それぞれ1mg/kgと5μg/kgであった。ICP-MSによる測定値と在来法のイオンクロマトグラフィーまたはICP-原子発光分光法による測定では良好な一致が得られた。提案した方法は単純で高感度であり,これは天日塩,岩塩,ヨウ素化塩を含むいくつかの塩試料中の臭素とヨウ素の定量に利用できる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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塩素とその化合物  ,  その他の物質の物理分析 
引用文献 (18件):
  • EuSalt (Eds), EuSalt/AS018-2005 (2005)
  • The Salt Industry Center of Japan (Eds), ′′Methods for salt analysis 4th edition′′, 59-60 (2015) (Japanese)
  • G. R. J. Khaniki et al., J. Biol. Sci., 7 (5), 811-814 (2007)
  • T. Nakahara and T. Wasa, Anal. Sci., 4, 223-225 (1988)
  • EuSalt (Eds), EuSalt/AS019-2009 (2009)
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