文献
J-GLOBAL ID:201802211444683767   整理番号:18A0790968

エンドソーム陰イオン/プロトン交換体CLC-5の過剰発現はClostridium difficile毒素TCDA及びTCBに対する細胞感受性を増加させる【JST・京大機械翻訳】

Overexpression of the Endosomal Anion/Proton Exchanger ClC-5 Increases Cell Susceptibility toward Clostridium difficile Toxins TcdA and TcdB
著者 (8件):
資料名:
巻:ページ: 67  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7063A  ISSN: 2235-2988  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
毒性C.difficile毒素TcdA及びTcdBはエンドサイトーシスにより宿主腸上皮を侵入し,細胞内小胞の酸性環境を用いて更なるプロセシング及び活性化を行う。著者らは,C.difficile毒素の活性化とプロセシングにおいて,胃腸上皮細胞のエンドソームで発現する塩化物/プロトン交換体,ClC-5の役割を調べた。TcdAとTcdBによる増強された中毒は,ClC-5を発現する細胞で観察されたが,CLC-4ではなく,類似の機能を有する他の塩化物/プロトン交換体であったが,異なる局在化を示した。ClC-5の確立された生理学的機能と一致して,その発現はHEK293T細胞のエンドソームpHを約0.6単位低下させ,TcdAのインターナリゼーションを約5倍増強した。結腸HT29細胞において,内在化TcdAの34%は,Rab5,Rab4A,Rab7との共局在化により定義されたClC-5含有小胞に局在したが,Rab11含有リサイクリングエンドソームではなかった。毒素作物ドメインを削除することによりTcdAの細胞取り込みを阻害することは,ClC-5の効果を消失させなかった。加えて,輸送不能変異体ClC-5 E268QはTcdAによるエンドソーム酸性化と中毒の両方を同様に増強したが,毒素のインターナリゼーションをより低い程度に促進した。これらのデータは,ClC-5が初期および初期から後期エンドソーム系の小胞の酸性化および成熟を加速することにより,C.difficile毒素の細胞毒性作用を増強することを示唆する。電気発生イオン輸送の重要な役割は,哺乳類CLC輸送体の電圧依存性非線形容量が重要な生理学的機能を果たすことを示唆する。著者らのデータは,宿主上皮細胞のエンドサイトーシスカスケードと大きな病原性C.difficile毒素のインターナリゼーション経路の間の交差を明らかにした。病原性細菌により産生される毒素により産生される潜在的特異的宿主イオン輸送体としてClC-5を同定することは,生命を脅かす胃腸感染の新しい治療法の可能性の範囲を広げる。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般 

前のページに戻る