文献

J-GLOBAL ID：201802211456244496   整理番号：18A0623672

活性化剤としてのステアリン酸亜鉛を用いたイソプレンゴムの硫黄架橋反応におけるジスルフィド結合の支配的形成【Powered by NICT】

Dominant formation of disulfidic linkages in the sulfur cross-linking reaction of isoprene rubber by using zinc stearate as an activator

著者 (5件)： Sakaki Yuta (Graduate School of Science and Technology, Kyoto Institute of Technology, Matsugasaki, Sakyo, Kyoto 606-8585, Japan) ,  Usami Ryota ,  Tohsan Atitaya ,  Junkong Preeyanuch ,  Ikeda Yuko
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 8  号： 20  ページ： 10727-10734  発行年： 2018年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 近端構造(S XANES)測定硫黄K端X線吸収における線形結合フィッティングは溶媒抽出された硫黄架橋イソプレンゴムにおけるモノスルフィド,ジスルフィドとポリスルフィド結合の各画分を明らかにした。ジスルフィド型の硫化物結合が支配的であることを初めて発見されたステアリン酸亜鉛とN-(1,3-ベンゾチアゾール-2-ylsulfanyl)シクロヘキサンアミンは活性化剤と促進剤として使用し,140°Cでの硫黄架橋反応である硫黄架橋反応のための中間体としての橋かけ二座亜鉛/ステアリン酸複合体の存在はゴム網目構造中の豊富なジスルフィド結合の生成を誘発すると考えられている。予想外の観測は,抗加齢と熱安定性を有する高性能ゴム製品の材料設計に有用である。S-XANESは,ゴムの硫黄架橋の特性を明らかにした強力なツールである。これらの結果は,ゴム科学と技術の開発に寄与するであろう。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 複合体 ,  *ジスルフィド結合 ,  XANES ,  ネットワーク構造 ,  硫化物 ,  中間体 ,  溶媒抽出 ,  *イソプレンゴム ,  材料設計 ,  *ジスルフィド ,  熱安定性
準シソーラス用語： アンチエイジング ,  *硫黄加硫 ,  *活性化剤 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 高分子と低分子との反応  (CG03020L) ,  橋かけ  (YH04100E)

物質索引 (1件)： ステアリン酸亜鉛

タイトルに関連する用語 (7件)： 活性化剤 ,  ステアリン酸亜鉛 ,  イソプレンゴム ,  硫黄 ,  架橋反応 ,  ジスルフィド結合 ,  支配